サイトマップ トップページ


■ つがる市情報市長のページ > 市議会提出議案説明等 > 平成22年第1回



あいさつ
市長プロフィール
年頭あいさつ
市議会議案説明等
市長のスケジュール
平成22年第1回市議会定例会 提出議案説明
 

 本日ここに、平成22年第1回つがる市議会定例会が開会され、平成22年度当初予算案をはじめ、上程いたしました各議案の御審議を願うに当たり、市政運営に関する所信を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げますとともに、その概要について御説明を申し上げ、審議の参考に供したいと存じます。

 つがる市は合併して5年が経過いたしました。

財政的に脆弱な5町村の合併でありましたが、自立可能な自治体として財政基盤の強化や地域間、あるいは市民の一体感を醸成するため努力してきたところであります。

また、平成18年3月に策定した「つがる市総合計画」に基づく様々な施策のうち、特に本市の基幹産業である農業においては、ブランド化とそれを活用した加工品の開発・PRなど、攻めの農業に力を注いできたほか、義務教育施設を中心に教育環境の整備促進、公営住宅や公共下水道等の生活環境の整備及び各種福祉施策等についても計画的に実施してきたところであります。

一方、国の動向や経済情勢を見据え、財政規律を保持するため行財政改革の推進に努めて参りました。

平成17年度に策定した集中改革プランでは、「事務事業の再編、整理」、「民間委託等の推進」、「職員の定員管理及び給与等の適正化」、「第3セクターの見直し」などにより、およそ30億円の経費節減をみたところであります。

 少子高齢化や経済が停滞している中で、限られた財源で市政を発展させるにあたって、今後とも最小の経費で最大の効果が上がるよう、引き続き第次の行政改革大綱を定め、効率のよい行政運営を進めて参りたいと考えております。

 さて、本市の喫緊の課題は、雇用の場の創出であり、地域経済の活性化であります。

 不況下における商工業の衰退や農業政策の変革期の今、商工会や農業団体等と一体となって活路を見出し、このために出来る限りでの財政支援を惜しまないつもりであります。

 また、継続している学校教育施設の整備促進については、車力中学校の外構整備と向陽小学校校舎改築工事の本格着手、加えて先の耐震検査において指摘された各学校の体育館の耐震補強についても、早い機会に補強工事を実現したいと考えております。

 なお、生活環境の整備や福祉施策については、本市が引き続き過疎地域として指定になったことから、財政面を考慮しながらも指定のメリットを最大限に活用し、市民の負託に応えて参りたいと考えております。

 これらのほかにも、中核病院建設に伴う医療問題や消防の広域化、縄文遺跡群の世界遺産登録など中期的課題が山積しておりますので、今後とも、より一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。

 それでは、提出議案の概要について御説明申し上げます。

 報告第1号「つがる市老人福祉センター条例の一部を改正する条例」については、車力ウェルネスセンターの改修工事に伴い、隣接する車力老人福祉センターを公衆浴場として利用させることから、入浴料を現行の車力ウェルネスセンターと同額にするため、平成21年12月28日に専決処分をしたものであります。

報告第2号「民事調停の件」については、市営住宅家賃滞納者に滞納額の支払いを求めた民事調停が、本年1月19日に成立したことから、同日専決処分したものであります。

報告第3号「つがる西北五広域連合規約の変更について」は、同連合の事務の範囲を拡大するため規約の変更をするもので、平成22年3月3日まで関係書類の提出を求められていたことから、平成22年2月19日に専決処分したものであります。

報告第4号「平成21年度つがる市一般会計補正予算(第8号)」については、今冬の除雪対策に要する経費について所要の補正措置を講じたものであります。この結果、歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、その総額を237億3,907万6千円としたところであり、議会を招集する時間的余裕がないと認め本職において専決処分といたしたものであります。

 次に、条例案について御説明申し上げます。

 議案第1号「つがる市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」については、人事院勧告に基づき、市職員の現行1日8時間勤務から15分を短縮して1日当たり7時間45分に変更するものであります。これにより、市職員の勤務時間は、午前は8時30分から正午まで、午後は1時から午後5時15分までとし、休憩時間を15分延長するものであります。

 議案第2号「つがる市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案」は、勤務時間の改正に伴い、育児短時間勤務職員の勤務時間及び同職員の時間外勤務手当の支給割合を改正するものであります。

 議案第3号「つがる市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」については、人事院勧告に基づき、職員が月に60時間を超える時間外勤務をした場合、その超えた時間の勤務手当について支給割合を引き上げるものであります。

 議案第4号「つがる市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案」については、国民健康保険の被保険者数及び被保険者所得が減少の傾向にある一方、医療給付費が増大するなど、国保会計において多額の財源不足が見込まれています。このことから、国民健康保険財政の安定化を図るため、国民健康保険税の引き上げを提案するものであります。

 議案第5号「つがる市特別会計条例の一部を改正する条例案」については、特別会計のうち、事業の終了した土地取得特別会計及び宅地造成事業特別会計を廃止するものであります。

 議案第6号「つがる市まちづくり基金条例等を廃止する条例案」については、合併前の各町村が管理運用していたそれぞれの基金について精査をした結果、利活用の見込みのない8基金について廃止するものであります。

 議案第7号「つがる市病院事業職員の特殊勤務手当に関する支給条例の一部を改正する条例案」については、病院職員の地域手当、研究手当、管理栄養士資格手当及びボイラー業務手当の4特殊勤務手当について廃止するものであります。

 議案第8号「つがる市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案」については、後期高齢者医療保険料の納期のうち、年末年始の扱いについて市の休日と重複する部分を改めるものであります。

 議案第9号「つがる市まつり基金条例案」については、防衛省の再編関連継続特別事業を活用し、つがる市の各種まつりの財源を確保するため、基金を創設するものであります。

 次に、予算案について御説明いたします。

 議案第10号「平成21年度つがる市一般会計補正予算(第9号)案」については、歳入歳出ともに4億4,345万1千円を追加し、予算総額を241億8,252万7千円とするものであります。

なお、今回の補正予算において、継続費として、向陽小学校改築事業の追加、市道豊富33号線整備事業、木造屏風山線外2整備事業及び車力中学校改築事業の年割額の変更を行っております。また、繰越明許費は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金対象事業等43件を追加しております。

債務負担行為は、固定資産税土地評価替関連業務委託の限度額を減額しております。

 それでは、補正の主なるものについて款を追って歳出から御説明いたします。なお、本補正では、各事業の所要額の精査に伴い、各款項予算の減額を行っております。

総務費では、合併振興基金積立金として1億115万7千円、集会所等畳替工事300万円を計上しました。

 民生費では、他会計繰出金として国民健康保険特別会計に9,124万3千円、後期高齢者医療特別会計に421万円を追加しております。

また、グループホーム施設にスプリンクラーを設置するための地域介護・福祉空間整備交付金543万6千円、老人憩の家及び特別養護老人ホームなど施設改修等に要する経費として社会福祉施設管理費に1億9,388万2千円を計上しました。

 衛生費では、病院事業会計負担金7,000万円、高齢者に対する季節性インフルエンザ対策として予防接種委託料235万3千円を追加しました。また、汚泥再生処理センター建設事業の進捗に伴い西北五環境整備事務組合負担金3,610万2千円、木造・稲垣最終処分場設備改修工事1,058万円を追加しました。

 農林水産業費では、森田地区、稲垣地区の農業施設改修や果樹経営支援対策事業補助金等に要する経費として農業振興費に5,074万4千円を計上したほか、農道橋梁欄干補修工事810万4千円、農業集落排水事業特別会計繰出金3,443万3千円を計上しました。

 商工費では、まつり基金造成のため積立金6,281万4千円を追加しています。

土木費では、地域活性化・きめ細かな臨時交付金対象事業として、道路改良舗装工事6,000万円、橋梁維持工事1,000万円を追加計上いたしております。

消防費では、防火水槽改修工事654万3千円、コミュニティ消防センター改修工事674万4千円を計上いたしました。

教育費においては、小学校施設改修事業1,499万6千円、また柏総合体育センター及び稲垣体育館の改修に要する費用1,417万1千円を追加しております。

 次に、歳入について申し上げます。

地方交付税では、不採算地区病院の運営に要する経費として特別交付税7,000万円を、国庫支出金では、生活保護費1,500万円、地域活性化・きめ細かな臨時交付金として4億1,175万円、地域介護・福祉空間整備交付金543万6千円、子ども手当て支給に対する準備経費として事務費交付金546万2千円を計上いたしました。また、各種補助・交付金事業の実績見込みに応じて所要額を補正しています。

繰入金では、財政調整基金2,652万9千円を減額しております。

市債では、事業等を精査したことにより2,690万円を減額しております。

 以上が平成21年度つがる市一般会計補正予算(第9号)案の概要であります。

 議案第11号から議案第17号までの、平成21年度つがる市各特別会計補正予算案及び議案第18号「平成21年度つがる市国民健康保険病院事業会計補正予算(第5号)案」につきましては、予算審議の際に詳細を御説明したいと存じます。

次に、議案第19号「平成22年度つがる市一般会計予算案」について御説明を申し上げます。

地方財政につきましては、景気の低迷から、税収の減少などにより引き続き財政環境に即応した運営が重要と考えております。

また、国では、地域に必要なサービスを確実に提供できるよう、地方財政の所要の財源を確保することで地域経済を支え、地域の活力を回復させていくため、地方交付税の増額を講じることとしております。しかしながら、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなど、国・地方ともに財政運営は厳しさを増すことが確実な状況にあり、依然として安定的な財政運営に必要な一般財源の確保には、厳しい状況下にあることを認識しなければならないところであります。

このような状況の中、平成22年度の予算編成に当たりましては、これまでの財政健全化の方針を継続するとともに、行政改革、経済状況等を踏まえ、予算の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。

本市の財政見通しにつきましては、景気の悪化等により、市税総額の減額を見込んでおり、地方交付税においては、雇用対策・地域資源活用臨時特例費等の創設により、前年度当初予算に比べて増額計上をしております。

以上のことから、歳入のうち市税総額は22億8,852万3千円、地方交付税は103億5,000万円、市債は27億4,610万円を計上いたしました。

 一方歳出は、事務事業の見直しや選択を行ったうえで、農林水産業及び教育の振興施策のほか、車力給食センターの改修や、向陽小学校の改築等の大型事業を計上し、普通建設事業費は25億5,099万9千円としたところであります。この結果、新年度一般会計当初予算総額は、前年度比2.5%減少の210億3,000万円の計上となったものであります。

 また、国民健康保険特別会計56億7,219万2千円、介護保険特別会計36億9,984万5千円などの計上により、特別会計当初予算総額は、前年度比1.0%増加となる112億3,921万2千円となったところです。病院事業の公営企業会計予算総額は、同4.4%増加の20億5,593万円となり、全ての会計を合わせた予算総額は、343億2,514万2千円の計上となったものであります。

 次に、新年度の主な施策について、市建設計画における5つの施策分野別に御説明いたします。

 まず、「全国的ブランドつがるへの取り組み」につきましては、つがーるちゃんやキャッチフレーズをフルに活用し、一層のPRや販売促進につなげるために、つがる市農産物ブランド化推進会議に対する補助金を計上したほか、市物産まつり補助金、土づくり事業補助金、農業用プラスチック回収対策事業補助金など、農産物のブランド化確立のため引き続き支援をして参ります。また、国史跡管理事業として亀ヶ岡及び石神遺跡の試掘調査を昨年度に引き続いて実施する予算を計上しております。

 次に、「農業振興への取り組み」につきましては、農地・水・環境保全向上対策事業の活用によって農地の保全に努めるほか、りんご農家の果樹共済加入促進を図るため果樹共済加入促進事業補助金の計上により生産者を支援し、農業経営の安定化を図って参ります。

漁港の整備につきましては、既に事業化されている車力漁港の防波堤及び護岸の整備を進めます。

 畜産につきましては、播種機購入により市牧野の植生維持に努めるとともに、採草畑改良を実施します。また、優良肉用牛の導入を支援する資金の貸付け事業を実施し、畜産農家の経営安定を図って参ります。

 「ひとづくりへの取り組み」としては、継続事業となっています車力中学校建設事業は、校舎本体も完成し、引き続き屋内体育館の改築工事を行うこととなっております。

 老朽校舎となっています向陽小学校は、新年度から改築工事を実施する計画となっております。

また、学校教育活動支援員、特別支援相談員、教育相談員については、引き続き配置することとしております。さらに、情報教育の充実を図るため、小中学校に情報機器の整備を進めます。

 「安心・快適・便利な地域社会への取り組み」につきましては、豊富33号線新設改良事業、木造屏風山線外新設改良事業、公営住宅建設事業、地域活力基盤創造交付金事業等の整備を進め、社会資本の整備に努めて参ります。また、まつり協賛会に対する補助金、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、健診事業、塵芥処理事業など市の活性化や福祉・健康・環境など市民生活に直結する事業は、これまで同様に推進して参ります。特に、児童福祉につきましては、次代を担う子どもの健やかな成長を促し、安心して子育てができる環境づくりを進めて参ります。また、乗合タクシー運行事業、廃止路線代替バス運行委託事業、緊急雇用創出対策事業、ふるさと雇用再生特別事業、中心市街地活性化対策補助金、保証料補給事業など、また、救急救命士の養成、消防ポンプ自動車等購入事業、コミュニティ消防センター建設事業、消防屯所改築事業などにより、引き続き市民生活の安定と安心の向上を図って参ります。

 「健全な行財政運営への取り組み」につきましては、簡素で効率的な行財政運営とともに、質の高い行政サービスを将来にわたって提供できるよう、行財政構造改革を進め、最小の経費で最大の効果を上げる合理的な経営に努めて参ります。

市民の多様なニーズに対応し、きめ細かなサービスを提供するため、市の職員は常に変化・成長していかなくてはなりません。このことから、職員一人ひとりが主体的に行動し、変化に対応できるよう人材の育成を図って参ります。また、つがる市のまちづくりの指針となる総合計画の後期計画を策定して参ります。

 以上が、平成22年度つがる市一般会計予算案の概要であります。

議案第20号から議案第25号までの平成22年度つがる市各特別会計予算案並びに議案第26号「つがる市国民健康保険病院事業会計予算案」につきましては、予算審議の際に詳細を御説明したいと存じます。

 議案第27号「工事の請負契約の件」については、車力中学校屋内体育館改築工事の請負契約を締結するため提案するものであります。

 議案第28号「市道の路線廃止の件」については、赤根若宮線及び福原木造線の一部を県道に移管するため廃止するものであります。

 議案第29号「市道の路線認定の件」については、廃止する福原木造線のうち、県道に移管しない一部延長を再認定するほか、弓袋菰槌2号線、菰槌大湯町線、里見柴田線及び千代町上相野線については、県道から市道に移管となるため路線認定するものであります。また、花崎2号線を新に路線認定するものであります。

議案第30号「公有水面埋立て」については、車力漁港の北防波堤付近に船揚場を設置するため、公有水面埋立法の規定に基づき提案するものであります。

議案第31号から議案第50号までは、「つがる市公の施設に係る指定管理者の指定について」でありますが、いずれも、これまでの指定管理者を更新するものであります。

以上をもちまして、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い御質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。

何とぞ、慎重御審議のうえ原案どおり御議決、御承認を賜りますようお願い申し上げます。



                          平成22年3月5日