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平成23年第1回市議会定例会 提出議案説明
 

本日ここに、平成23年第1回つがる市議会定例会の開会にあたり、上程いたしました各議案のご審議を願うに当たり、市政運営に関する所信を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、その概要についてご説明申し上げ、ご審議の参考に供したいと存じます。

 つがる市は、合併して6年が経過いたしました。

 これまで、本市の長期的なまちづくりの方向性を示すつがる市総合計画を基本に据えながら、市民生活の安全・安心の確保を第一に市政運営にあたるとともに、財政基盤の強化や地域間及び市民の一体感を醸成するため努力してまいりました。

 そして、これまでのつがる市総合計画を検証し、市民のアンケート調査を行いながら後期5年間の計画を策定いたしました。これまでの基本目標や主要施策をもとに各事業を展開し、活力に満ちた魅力あるまちづくりを推進してまいる所存であります。

 一方、わが国の社会経済情勢は、地方も含め景気・雇用情勢が低迷し、依然として厳しい状況にあります。さらに、本格的な少子高齢、人口減少社会も進行し、市民生活にも深刻な影響を及ぼしているところであります。

 また、農業分野では、戸別所得補償制度の導入にもかかわらず稲作農家の経営安定にはつながらないという状況にあり、今後、その対応を求められることも予想されております。

 本市の基幹産業である農業を守り、競争力強化に向けた施策を継続することが一層求められており、農家の活気が直接地域経済の活性化につながることから、引き続き、農業団体や商工会と一体となって活路を見出してまいりたいと考えております。

 とりわけ、本市の地域資源を最大限に活用したブランド化と商品開発に力を注ぐほか、生活環境、教育環境、子育て支援の充実など、将来にわたり安心と誇りの持てるまちづくりの実現に向けて取り組んでまいります。

 これらのほかにも、中核病院開業に向けた医療環境など、中期的な課題が山積しておりますので、今後とも、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 それでは、提出議案の概要についてご説明申し上げます。

 今議会に提出いたしました案件は、条例案7件、予算案14件、人事案2件、契約案2件、その他2件の合計27件であります。

 はじめに、条例案についてご説明申し上げます。

 議案第3号「つがる市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例案」は、鉄道による旅行にパック料金を適用する規定を加えるほか、字句の整理を行うものであります。

 議案第4号「つがる市特別会計条例の一部を改正する条例案」は、健康保険法等の一部を改正する法律の規定に基づき、平成20年度から平成22年度まで設置した老人保健特別会計を廃止するため提案するものであります。

 議案第5号「つがる市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の一部を改正する条例案」は、高額療養費貸付の利便性を高めるため及び現状の貸付金運用額に合わせて基金額を変更するため提案するものであります。

 議案第6号「つがる市コミュニティ消防センター条例の一部を改正する条例案」は、吉出、出野里及び千代田コミュニティ消防センターを新たに設置するため提案するものであります。

 議案第7号「つがる市出産祝金条例を廃止する条例案」は、平成23年度からつがる市の子育て支援事業を拡充するにあたり、出産祝金制度を廃止するため提案するものであります。

 議案第8号「つがる市乳幼児医療費給付条例の一部を改正する条例案」は、中学生までの医療費を無料とするつがる市子ども医療費助成事業を実施するにあたり、乳幼児の医療費に係る一部負担金に関する条項を適用しないこととするため提案するものであります。

 議案第9号「つがる市子ども医療費助成事業基金条例案」は、中学生までの医療費を無料とするつがる市子ども医療費助成事業の財源に充てることを目的とする基金を設置するため提案するものであります。

 次に予算案についてご説明申し上げます。

 議案第10号「平成22年度つがる市一般会計補正予算(第9号)案」は、歳入歳出それぞれ7億9,779万8千円を追加し、予算総額を236億8,379万9千円とするものであります。

 今回の補正予算において、継続費として向陽小学校改築事業、市道豊富33号線整備事業及び木造屏風山線外2整備事業の年割額の変更を行っております。また、繰越明許費は、地域活性化交付金対象事業等42件を追加しております。債務負担行為は、木造農産物加工センター施設指定管理料を追加しております。

 なお、本補正では、各事業の精査に伴い、各款項に所要額を計上したほか、地域活性化交付金事業、再編交付金事業に要する予算措置を講じております。

 それでは、補正の主なるものについて歳出から款を追ってご説明いたします。

 総務費では、合併振興基金積立金として3億197万9千円、財政調整基金積立金2,756万5千円、木造ふれ愛センター改修工事427万4千円及び集会所等改修工事994万4千を計上しました。

 民生費では、他会計繰出金として後期高齢者医療特別会計に1,619万2千円、介護保険特別会計に1,829万7千円を追加したほか、国民健康保険特別会計繰出金を1,216万2千円減額しました。

 また、グループホームにスプリンクラー等を設置するための地域介護・福祉空間整備交付金520万7千円、老人福祉センター及び老人憩の家などの各種施設改修等に要する経費として社会福祉施設管理費に5,876万1千円を計上しました。

 障害者福祉費には、障害児保育支援対策として軽度発達障害児支援体制整備委託料700万円、扶助費では給付実績に基づき所要額を計上しました。

 児童福祉総務費には、平成23年度から実施予定の子ども医療費助成事業の財源として、子ども医療費助成事業基金積立金2億7,600万円を計上しました。

 衛生費では、自殺予防対策として死亡統計管理システム構築委託料289万8千円、病院事業会計補助金489万9千円を追加しました。また、津軽広域水道企業団西北事業部出資金、西北五環境整備事務組合負担金及び健康増進施設整備事業費は実績見込みにより減額し、最終処分場設備等改修工事は720万円を追加しました。

 農林水産業費では、農業振興費において経営体育成対策事業費補助金3,091万1千円を減額し、果樹経営支援対策事業補助金331万3千円を追加したほか、農業施設の改修工事421万円を計上しました。

 国土調査費に地理情報システム構築委託料2,221万4千円、農地費には沖善津線舗装工事1,197万2千円及びふるさと農道緊急整備事業の負担金2,500万円を計上したほか、柏農村環境改善センター、柏ロマン荘等の農業施設の改修に要する経費も含めて農業施設管理費に3,922万7千円を計上しました。

 商工費では、ベンセ湿原駐車場整備工事等2,419万8千円を計上しました。

 土木費では、道路改良舗装工事として地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業6,950万円、地域活力基盤創造交付金事業3,541万5千円を計上したほか、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託料1,550万円を追加しております。また、公園費に亀ヶ岡公園多目的広場整備工事294万円を計上しました。

 消防費では、消防本庁舎の下水管接続工事294万円、防火水槽の修繕料494万2千円を計上しました。

 教育費においては、図書整備のため小学校費に900万円及び中学校費に540万円を計上したほか、小学校諸工事1,583万4千円、中学校諸工事432万7千円を追加しております。

 また、向陽小学校改築事業の精査を行ったほか、車力幼稚園の屋根塗装工事528万2千円を計上しました。

 社会教育費には、各公民館・交流センター及び展示資料館の改修工事、備品整備に要する経費を計上したほか、森田学校給食センター費では、施設改修費238万6千円、保健体育施設管理費には、市民プール改修工事618万4千円、稲垣体育館施設改修工事952万円、また、屏風山の家解体工事2,698万円を計上しております。

 公債費では、借入額の確定や借換えにより長期債償還利子を1,212万円減額しました。

 次に歳入について申し上げます。

 地方交付税では、追加普通交付税2億7,848万4千円を、国庫支出金では、介護給付費負担金1,025万円、再編交付金2億5,197万7千円、きめ細かな交付金3億3,913万6千円、住民生活に光をそそぐ交付金7,242万円、地域介護・福祉空間整備交付金520万7千円、社会資本整備総合交付金3,263万円を計上いたしました。また、各種補助・交付金事業の実績見込みに応じて所要額を補正しています。

 繰入金では、各事業の精査に伴い、各基金からの繰入金1,614万3千円を減額しております。

 市債では、対象事業の実績見込みにより1億830万円を減額しております。

 以上が平成22年度つがる市一般会計補正予算(第9号)案の概要であります。

 議案第11号から議案15号までの「平成22年度つがる市各特別会計補正予算案」および議案第16号「平成22年度つがる市国民健康保険病院事業会計補正予算(第3号)案」につきましては、予算審議の際に詳細をご説明したいと存じます。

 次に、議案第17号「平成23年度つがる市一般会計予算案」についてご説明申し上げます。

 現下の地方財政は、金融危機による経済対策等の後遺症ともいうべき公債費の高止まりとともに、扶助費などの義務的経費が増加基調にあり、反面、急激な景気後退に伴い地方交付税の原資となる国税や地方税が大幅な減収となるなど、今後も歳入・歳出両面とも厳しい状況が続くものと見込まれています。

 一方、国の動向は、平成22年度地方財政水準を下回らないよう適切な処置を講ずるとしております。しかしながら、第二次行政改革大綱に基づき、これまでどおり、徹底した行財政改革を推進し、平成23年度の財政運営にあたっては、引き続き歳出の抑制と重点化に取り組みながら、税収入の確保や受益者負担の適正化を図るなど自主財源の確保に努めるとともに、効率のよい行政運営を進めてまいりたいと考えております。

 このような状況の下、平成23年度の予算編成にあたりましては、住民の福祉の増進を基本として、施策の充実と財源確保のため、これまで同様に財政健全化の方針を継続するとともに、経済状況等を踏まえ、予算の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。

 本市の財政見通しにつきましては、景気の悪化等により、市税総額の減額を見込んでおり、地方交付税においては、地域活性化・雇用等対策費等の創設により、前年度当初予算に比べて増額計上をしております。

 以上のことから、歳入のうち市税総額は、21億9,024万3千円、地方交付税は、106億円、市債は、34億3,800万円を計上いたしました。

 一方歳出は、事務事業の見直しや厳しい選択を行ったうえで、子ども手当の地方負担分は全額計上したほか、中学生までの医療費について全額無料とする予算といたしました。

 また、教育施設や広域事業等早急に整備しなければならない大型事業を計上し、普通建設事業費は28億1,400万円としたところであります。この結果、新年度一般会計当初予算総額は、前年度比で8.7%増加の228億6,000万円の計上となったものであります。

 また、国民健康保険特別会計55億1,102万4千円、介護保険特別会計38億7,979万8千円などの計上により、特別会計当初予算総額は、前年度比で0.8%増加となる113億2,408万円となったところであります。病院事業の企業会計当初予算総額は、同1.3%増加の20億8,171万1千円となり、全ての会計を合わせた予算総額は、362億6,579万1千円の計上となったものであります。

 次に、新年度の主な施策について、市建設計画における5つの施策分野別にご説明いたします。

 まず、「全国的ブランドつがるへの取り組み」につきましては、テレビ番組やCM制作・放映等、一層のPRや販売促進につなげるために、つがる市農産物ブランド化推進会議に対する補助金を計上したほか、新たに堆肥等利用促進土づくり対策事業補助金を設けるなど、農産物のブランド化確立のため引き続き支援をしてまいります。

 また、国史跡管理事業として亀ヶ岡及び石神遺跡の試掘調査を昨年度に引き続いて実施する予算を計上しております。

 次に、「農業振興への取り組み」につきましては、農地・水・環境保全向上対策事業の活用によって農地の保全に努めるほか、りんご農家の果樹共済加入促進を図るため果樹共済加入促進事業補助金の計上により生産者を支援し、農業経営の安定化を図ってまいります。

 漁港の整備につきましては、既に事業化されている車力漁港の防波堤及び護岸の整備を進めます。

 畜産につきましては、優良肉用牛の導入を支援する資金の貸付け事業を実施し、畜産農家の経営安定を図るとともに、市牧野の牧柵改修工事を行うこととしています。

 「ひとづくりへの取り組み」としては、自治会活動の活性化を図るため、自治組織活動助成事業補助金を計上しました。向陽小学校建設事業は、完成に向け、引き続き改築工事を行うこととなっております。また、学校教育活動支援員、特別支援相談員、教育相談員については、引き続き配置することとしております。さらに、情報教育の充実を図るため、昨年度同様小中学校に情報機器の整備を進めます。

 「安心・快適・便利な地域社会への取り組み」につきましては、引き続き民生安定事業、再編交付金事業等を最大限活用し、社会資本の整備に努めてまいります。また、まつり協賛会に対する補助金、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉対策、健診事業、塵芥処理事業など、市の活性化や福祉・健康・環境など市民生活に直結する事業は、これまで同様に推進してまいります。

 特に、母子福祉につきましては、安心して子育てができる環境づくりとして、新たに、中学生までを対象に個人負担や所得制限を設けることなく医療費の全額助成を実施します。

 また、乗合タクシー運行事業、廃止路線代替バス運行委託事業、緊急雇用創出対策事業、ふるさと雇用再生特別事業、中心市街地活性化対策補助金など、また、救急救命士の養成、消防ポンプ自動車等購入事業、コミュニティ消防センター建設事業、消防分団屯所改築事業などにおいても昨年度より施策を拡充し、引き続き市民生活の安定と安心の向上を図ってまいります。

 「健全な行財政運営への取り組み」につきましては、簡素で効率的な行財政運営とともに、質の高い行政サービスを将来にわたって提供できるよう、行財政構造改革を進め、最少の経費で最大の効果を上げる合理的な経営に努めてまいります。

 以上が、平成23年度つがる市一般会計予算案の概要であります。

 議案第18号から議案第22号までの「平成23年度つがる市各特別会計予算案」および議案第23号「つがる市国民健康保険病院事業会計予算案」につきましては、予算審議の際に詳細をご説明したいと存じます。

 次に人事案についてご説明申し上げます。

 議案第24号「つがる市教育委員会委員の任命につき同意を求めるの件」は、つがる市教育委員会委員の任命について2名の委員が任期満了となることから、その任命について同意を得るため提案するものであります。

 議案第25号「つがる市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるの件」は、つがる市固定資産評価審査委員会委員が任期満了となることからその選任について同意を得るため提案するものであります。

 次に契約案についてご説明申し上げます。

 議案第26号「工事の請負契約の件」は、向陽小学校屋内体育館改築工事について、請負契約を締結するため提案するものであります。

 議案第27号「つがる市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定の一部変更の件」は、平成19年6月16日に議会の議決を経て締結した建設工事の委託協定について、事業計画及び工事費の変更により基本協定の一部を変更する協定を締結するため提案するものであります。

 その他の案件についてご説明申し上げます。

 議案第28号「つがる市公の施設に係る指定管理者の指定の件」は、つがる市木造農産物加工センターの指定管理者を指定したいので、地方自治法の規定により提案するものであります。

 議案第29号「辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更の件」は、出来島辺地及び下車力辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により提案するものであります。

 以上をもちまして、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細にご説明申し上げます。よろしくご審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。



                          平成23年3月4日