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平成19年 新年祝賀会あいさつ

市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新春を 健やかに お迎えのことと心からお喜び申し上げます。

 市民の皆様には、日頃より市政運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り深く感謝を申し上げる次第であります。

 昨年を顧みますと、東京、名古屋、大阪の三大都市圏を中心に、景気も「いざなぎ景気」を超えて戦後最長となったところでありますが、地元経済は、その実感ができず、大都市圏との格差が生ずる一年ではなかったかと思っております。

 農業について申しますと、稲作は、春先の低温などで生育が心配されましたが、その後好天に恵まれ、また、台風などの大きな被害もなく、作況指数は津軽地方で102の豊作となりました。

 畑作においては、ながいもが、豊作と北海道の作付け増大により、価格が暴落したことが残念でありましたが、メロンをはじめ、すいか、りんご、ねぎ、トマトなどは、おおむね品質、価格とも良好に推移したことは、大変喜ばしいことでありました。

 また、大きな出来事として、「Xバンドレーダーの配備」があります。

 弾道ミサイルに対処するミサイル防衛政策のなかで、米軍のXバンドレーダー配備が「車力地区が最有力候補地である」とつがる市に協力を求められたことから、新年当初から、市議会全員協議会や各地区で説明会を開催し、その目的や安全性に関する情報提供を展開したところであり、330日、青森県知事とともに、配備受け入れを表明いたしました。

 受け入れにあたり、国策といえども、レーダーに対する安全性と治安に対する懸念が大きいことから、「新たな米軍の機能強化はしないこと」など何項目かの条件を提示しておりますので、米軍や国に対して、これら全てに責任を持って、適切に措置することを望んでいるところであります。

 年頭にあたり、わが市の本年における重点的な取り組みについて申し上げます。

 まず 農業振興について申し上げます。

 農家が希望と誇りを持てる農業政策として、本年も引き続き「農産物のブランド化」を推進して参ります。 昨年は、米やりんご、メロンなど主力八品目を定め、新鮮・安心・安全な農産物のイメージにふさわしいキャラクターとキャッチフレーズを募集し、数多くの応募の中からキャラクターは「つがーるちゃん」、キャッチフレーズは「生まれも 育ちもつがるです」を選定し、商標登録を行い、農産物のイメージアップと宣伝に努めてきました。

 また、「つがるブランド」を構築する第一歩として、均一で高品質な販売力の高い農産物の生産などを目的に、統一的な栽培・出荷基準を定めて、都市圏と県内の百貨店、高級スーパー、小売店に売る込みを図るとともに、消費者とつがる市が結びつくように、販路の開拓・拡大に努めて参ります。

 その足がかりとして、昨年暮れには、私をはじめ、つがる市農産物ブランド化推進会議のメンバーが、大阪、名古屋、東京の市場を巡回し、市場関係者と情報交換を行いながら、「市場からみたブランド」について、研修を行ってきたところであります。 一方、農業、農村をめぐる情勢は、国際化や混住化の推進、高齢化による急速な担い手不足など、大きな転換期を迎えております。

 こうした中、地域ぐるみの生産基盤や、保全活動を支援する「農地・水・環境保全向上対策事業」が本年から五ヵ年継続で実施されることとなります。

 つがる市としては、この事業に積極的に取り組み、土地改良区と力を合わせ進めて参りますが、各集落での事業参画の意向を確認したところ、市内全域の集落が希望していることから、農業集落全体での所得向上をはじめ、環境保全が期待されるものであります。

 水産振興につきましては、木造漁港と車力漁港の外郭施設整備は、ほぼ完成港へと進捗しており、今後は漁場造成の課題に取り組み、安定かつ持続的な水産物供給を実現することに努めて参ります。

 内水面漁業においては、特に、十三湖の漁場環境は土砂の堆積などで、様々な障害が発生しております。これまで「十三湖シジミ」がブランドの認識を得ていることからも、早期的な解決に努め、漁業振興に取り組んで参りたいと考えております。

 さらに、農業を中心とする本市の経済の活性化と市民の生活利便性の向上を図るためには、高規格道路の整備は重要であり「津軽自動車道 五所川原―鯵ヶ沢間」の整備計画区間への早期格上げと早期着工を求めて参ります。

 現在、五所川原I・Cまでは、19年度中にも供用開始が予定されておりますが、併せてイオン柏ショッピングセンター付近の国道101号線を結ぶ「五所川原西バイパス」の早期完成に向けて、関係機関に強く要望して参りたいと考えております。

 一方、本市と弘前地域を結ぶ「主要地方道 弘前柏線バイパス工事」は、ようやく、平成19年度に完成・開通する予定となりました。開通の折には商工業や観光振興などあらゆる分野における活性化が期待できるものと思っております。

 次に人づくりへの取り組みについて申し上げます。
 統合小学校の建設について申し上げますと、昨年4月、木造地区の九校の小学校を統合して「つがる市立瑞穂小学校」を開校しました。

 素晴らしい環境で、子供たちがのびのびと学習しており、今日求められております初等教育に対する様々な要請に応えることができたと思っております。

 また、木造地区における中学校3校の統合を進めているところであります。木造中学校と木造西中学校は校舎の老朽化、館岡中学校は、生徒数の減少といった憂慮すべき状況となっていることから、現在の木造中学校敷地内に3階建ての校舎を建設するものであります。

 総工費およそ28億円を投じ、平成21年度の開校を目指して参りますが、3年間におよぶ工事のため、地域の皆様には、大変ご不便をかけることとなりますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 公営住宅の建設については、昨年、18戸の建設を行った所であります。毎年、これらの新築された住宅に入居を希望する市民が非常に多いことから、計画的に建設し、本年から、平成22年度までの四年間で60戸の住宅を建設することとしております。また、長期的な住宅建設については、平成21年度に新たに「建設計画」を策定することとしております。

新規の住宅建設に対しては、少子化対策など、人口減少の歯止めの一助となればと願うものであります。

 商工業振興については、都市圏での好景気に比べ、当地方では、その実感がないのが現状であります。

 つがる市に限らず、これまでの市中心部は年々求心力を失いつつあるのが現状であり、中心商店街、市街地の活性化が求められておりますが、街づくりの原点は、商店街の人達だけでなく、その周辺の一般住居者を含めた街づくり対策が必要不可欠となっております。そのことからも、市民の皆様には危機感を持っていただき、活性化に対する気運の盛り上がりを期待するところであります。

 とくに、つがる市商工会の皆様にはその先頭にたって、商業振興を展開していただきたいと願っております。

 また、商工会などの協力のもとに進めて参りました つがる市の祭りにつきましては、昨年から、つがる市全域の市民が参加できるような体制を進めたことで、賑わいのある祭りを展開できたと思っております。本年も、これまで以上の活気ある祭りを構築したいと存じますので、何卒、ご協力をお願い申し上げる次第であります。

 次に、かねてからの懸案でありました木造斎場が、今年完成する運びとなりました。
 改築にあたっては、「周辺環境に配慮したもの」「動物炉の設置」というコンセプトのもとに設計され、施行に際しては、「青森ひば」をふんだんに使用し、待合室からは、岩木山が眺望できる配置となっております。

 また、無煙、無臭化のほか、ダイオキシン対策にも万全を期しております。完成の折りには、住民の福祉と公衆衛生の向上に大きく寄与するものと思っております。
 総工費は、およそ67000万円を見込んでおります。

 災害に強いまちづくりも求められていることから、新たな防災計画を策定しているところであります。また、まさかの災害時には、防災無線の一元化が不可欠となってくることから、平成17年度から五ヵ年計画のもと、総事業費およそ68000万円を投じて、その整備を図り、安全・安心して暮らせるまちづくりを推進して参ります。

 現在、車力、稲垣地区はすでに整備が終わり、本年は、木造地区の整備を予定しております。
 また、本年は、地域住民の防災に対する意識の高揚を図ることから、「青森県総合防災訓練」を9月につがる市で実施することで、いま準備を進めているところであります。

 一方、昨年の世相を表す漢字が「命」と決まり報道されましたが、なかでも、北朝鮮の弾道ミサイルの発射は、津軽地方を震撼させ、命の不安を感じたものであります。
 国内では、いじめによる子供の自殺や虐待死などが後を絶たず、その対策が問われておりますが、私達大人社会の中にあって、地域でのコミュニケーションの希薄が懸念されるところであります。

 安全・安心して暮らすことができる地域社会実現のために、つがる市自治会連合会を立ち上げて、地域の諸問題の対策にあたって参りたいと思っております。
 次に、少子・高齢化に伴う福祉政策について申し上げます。介護保険制度が実施されて6年、この間、年を追うごとに介護保険の利用者は増大し、今後もその傾向が続くものと予想されておりますが、新年度からは、介護保険の新予防給付事業が始まります。

 介護予防に力点が置かれた事業であることから、高齢者やその家族に対する総合的な支援を充実して参りたいと思います。また、児童福祉につきましては、本年4月より、千年保育所を廃止し、繁田保育所を民営化することといたしました。利用者にとって、サービス低下に繋がらないように、万全を期して移行して参りますので、特段のご理解とご協力をお願いする次第であります。

 次に行財政運営への取り組みについて申し上げます。

 昨年は、合併協議会で策定した「新市建設計画」をベースにしながら、今後10年間における本市の指針となる「総合計画」を策定したところであります。

 まちづくりは、市民の持つエネルギーと英知を結集し、市民と行政が一体となって進めることが何よりも重要であります。

 このことから、「総合計画」の実現にあたりましては、市民の皆様と、ともに話し合い、ともに考えながら、各施策を積極的に推進して参ります。
 国からの地方交付税は毎年削減されており、極めて厳しい財政運営を余儀なくされているところでありますが、少ない予算で有効な施策を展開していかなければなりません。

 これらのことを踏まえ、本年4月からは、各地区の交流センターや温泉施設などは、指定管理者制度を導入し、民間の運営による効果を期待しているところであります。

 つがる市が誕生して、間もなく満2年となりますが、この2年間を振り返ると、特に、年々厳しくなる財政事情を念頭におきながらも、やるべきことは、順序をつけて進めて参りたいと思っているところであります。

 行政の主なる取り組みについて申し上げましたが、このほか、自治体病院機能再編計画におけるつがる市成人病センターの存続の問題があります。
 今後具体的に協議されるものと思いますが、計画の推移を判断しながら、市民に対する医療サービスの低下に繋がらないよう取り組んで参りたいと存じます。

 また、医師不足も深刻な状況を迎えている中にあって、公立金木病院が、救急車搬送患者の受け入れができなくなり、これまで車力地区や稲垣地区の一部の患者が、つがる市成人病センターに搬送されるようになります。

 医者をはじめとする病院関係者に更なる負担をしいることになるものと危惧しているところでありますが、当センターの更なる充実に努めて参りたいと存じます。

 この他、多くの課題が山積しておりますが、誠心誠意、行政運営にあたって参りたいと存じますので、今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 平成19年は「亥年」であります。「亥」は無病息災の象徴であると申します。本年が、市民の皆様方にとって、健康で健やかに過ごせますことと、災害のないことを心より願うものであります。

 結びに、本日ご臨席を賜りました来賓各位には厚くお礼を申し上げ、市民の皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして式辞といたします。

 平成19

    新年祝賀会 年頭挨拶より