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平成21年 新年祝賀会あいさつ

本日ここに平成二十一年新年祝賀会を挙行するにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

市民の皆様明けましておめでとうございます。

輝かしい、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

また、本日ご臨席を賜りましたご来賓をはじめ、皆様方には、日頃より市政運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り 深く感謝申し上げます。

昨年を顧みますと、食品の偽装問題をはじめ、原油・食料などの価格の高騰、雇用問題、さらに、世界的な金融危機などの影響を受け、日本経済は、大変厳しい局面にたたされているところであります。

特に、金融危機を契機に景気の後退が見られ、相次ぐ派遣社員の解雇など、雇用情勢が急速に悪化し深刻な状況となっております。当市の商工業者や建設業者においても、非常に厳しい状況であることから、早急に実効性のある対策が必要であります。昨年末から、関係部局を集め、その具体的な支援策を検討しております。

また、当市においては、農産物の価格低迷で農業が疲弊している中に、追い討ちをかけるかのように、春先の霜や降雹、更に九月の降雹で収穫前のりんごが甚大な被害を受け、被害農家には大きな痛手となりました。加えて、りんごが豊作とあって、安い価格で推移していることが誠に残念であります。

 それでは、年頭にあたり、つがる市の本年における重点的な取り組みについて申し上げます。

 農業振興においては、農家が希望と誇りを持てる農業政策として、本年も引き続き「農産物のブランド化」を推進して参ります。

りんご生産者におかれましては、甚大な被害を受けられましたが、これまで、生産者の救済に力を注いできたところであり、再生産に向け、準備を滞りなく進めていただきたいと思っております。

水稲においては、日照時間などの気象条件に恵まれたことから、生育・登熟が順調に推移して、作況指数は豊作水準となったところであります。幸いにも政府買い入れにより、全量普通米の価格で出荷されたことで、安堵したところであります。

また、トマト、ねぎなどは、夏以降の長雨などにより、厳しい販売環境となりましたが、メロン、すいか、ゴボウは品質、価格とも良好に推移しました。特に夏場の高温により、スイカが高値で取引されたことは、大変喜ばしいことでありました。

農産物のブランド化推進においては、栽培基準のガイドラインを明確にし、今後も認定農家が増えるものと思っておりますが、農家の皆さんには、ブランド化の取り組みに深いご理解をいただき、「つがるブランド」として、付加価値の高い農産物を生産していただきたいと願っております。

さらに、農業の原点とも言うべき「土づくり」の環境を整えることから、堆肥センターの改修を手掛けておりますが、本年三月には完成する予定で工事が進められております。堆肥の活用で、減農薬を図り、循環型の農畜産業を確立し、安心・安全な農産物の生産が持続できるものと思っております。

一方で、更なるブランド化の推進のため、認定を受けた農産物を使用した加工品について、市内の企業と共同開発に取り組み、六つの商品を認定することができました。地元のお土産品の一つとして、販売・宣伝に力を入れて参りたいと思っております。

そして本年は、これまでの取り組みを検証し、市民が誇れるブランドとして再構築して参りたいと思っております。

つがる市産のメロンがJALの機内食として提供され、低炭素社会実現の試みであるカーボンオフセットメロンの生産も行われ、また、子ども達がりんごの販売体験を行うなど、産地としての様々な動きが出て参りましたが、私も、昨年同様、トップセールスとして、「つがるブランド」を売り込んで参りたいと思っております。

教育について申し上げますと、教育環境の充実を図ることから、木造地区中学校三校の統合と稲垣地区の小学校三校の統合を進めて参りましたが、各学校においては閉校式も順次行われ、本年四月には、それぞれ、木造中学校、稲垣小学校として開校する予定であります。

一方、車力中学校は、本年三月、建設工事に着手することとなりました。併せて、建設して年数の経った小・中学校すべての施設について、耐震診断を行い、安全で安心できる教育環境を整えて参りたいと思っております。

皆様ご承知のとおり、亀ヶ岡石器時代遺跡と田小屋野貝塚が、ユネスコ世界文化遺産の国内暫定リストに掲載されたことは、大変喜ばしいことでありました。昨年、両遺跡周辺の試掘調査に着手したところですが、将来、遺跡をどのように保存整備するかという管理計画を策定して、両遺跡の解明に繋げていきたいと思っております。

 現在、来年度の予算編成に着手しているところでありますが、非常に厳しい財政運営の中で、住民サービスの低下や負担の増加は極力避けながらも、今日の社会情勢に即応した組織づくりや効率的な市行財政運営にあたって参りたいと考えております。

西北五地域の自治体病院機能再編成につきましては、市民に対する充実した保健医療サービスを提供するため、成人病センターをサテライト病院として存続させることが重要課題であるとの認識のもと、広域連合の会議の場で、サテライト病院化を強く主張してきたところであります。

しかしながら、サテライト病院は鯵ヶ沢中央病院となり、成人病センターは不本意ながら無床診療所になることが決定されました。

ただ、今後の地域医療の確保と充実を考えるとき、高度な医療機能を備えた中核病院を中心とした自治体病院の再編は避けて通れない状況であります。この点を踏まえ、今後とも新たな視点にたって、自治体病院機能再編成に協力して参りたいと考えております。

私の市長としての任期も残すところ僅かとなりました。平成十七年の就任以来、市の基本理念である「新田の歴史が彩る 日本のふるさと」と五つの約束、そして、市総合計画の六つの基本目標の実現に取り組んできたところであります。

当市が将来に向かって大きく飛躍していくための様々な施策の推進を図りながら、魅力あるまちづくりの実現に、市民の皆様のお力添えを賜りながら、一歩一歩、誠心誠意、全力であたって参りました。

しかしながら、市民が安全で安心して暮らすには、財政問題をはじめ農業振興、地域医療対策、少子高齢化への対応、生活環境対策、さらに、教育環境や福祉の充実、市街地の活性化、雇用対策など課題が山積しております。私の目標とするまちづくりは、まだ道半ばであり、今後も継続的に課題の解決に取り組まなければならないと考えております。

ご列席の皆様方には、本年もより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。

結びに、本年が市民の皆様方にとりまして、ご健康で幸多い年でありますよう心からお祈りしまして、年頭のあいさつといたします。

 平成21年1月4日

            つがる市長   福 島 弘 芳