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■ つがる市情報 市長のページ > 年頭あいさつ > 平成22年 年頭あいさつ


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平成22年 新年祝賀会あいさつ

 本日ここに平成二十二年新年祝賀会を挙行するにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

 皆様方には、希望に満ちた輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
また、本日ご臨席を賜りましたご来賓をはじめ、市民の皆様方には、日頃より市政運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り深く感謝を申し上げる次第であります。

 それでは、昨年を振り返りながら、本年の取り組みについて申し上げます。

 まず、私こと、昨年三月、市長選において無投票当選の栄を賜り、引き続き市政運営の重責を担わせていただくことになりました。市民の皆様の負託に応えるべく、誠心誠意、取り組んで参りますので、今後とも特段のご支援をお願い申し上げます。

つがる市は、合併から五年を過ごしており、自立可能な自治体として、財政基盤の強化、さらなる市民の一体感醸成を進め、新市建設において約束した様々な施策を展開しているところであります。

一昨年、米国に端を発した世界的金融危機のもと、国内でも金融不安や各企業の業績悪化、これに伴う雇用不安など未だその回復の兆しは見えておりません。

五月には国内で初めて新型インフルエンザの発症が確認され、全国的に蔓延し、わが市においても、各学校で学級閉鎖などの対策を取ったところであります。また、八月に実施された衆議院議員選挙では、政権が交代するなど激動の一年でありました。

現在、政府において、来年度予算の編成が審議されておりますが、公共事業の大幅削減をはじめ、農業政策の大転換など、本市に係る影響がどれ程に及ぶのか、今後の動向が気にかかるところであります。

また、市民一人ひとりの景況感も、決して良いものではないと推察しております。

つがる市では、これまでも基幹産業である農業を、希望と誇りを持てる農政として推し進めるため、食に対する安全と安心を基軸に据えながら、農産物のブランド化を進めて参りました。

昨年は、これまでの取り組みに加え、自然や文化、歴史などを「つがるの宝」として、まるごと全国に発信するための新たな施策を始めております。

何よりも、基幹産業の元気が、市内全域の活性化にもつながりますので、更なる推進に向け、私もトップセールスを継続して参ります。

一方、商店街の賑わいを取り戻そうと商工会が中心となって取り組んできた「朝市」、「10%おまけ付共通商品券」の三回にわたる発行、そしてまちなかコミュニティ施設「街の駅あるびょん」のオープンなどには、商店街活性化のための施策として支援をして参りました。

 各商店の経営基盤を強固にする意味からも、つがる市商工会幹部の皆様にはその先頭にたって、商業振興を展開していただきたいと願っております。

また、地域づくりは「ひとづくり」との思いから、教育環境の整備に取り組み、昨年は館岡、木造西、木造中学校を統合し、新たな木造中学校を開校しました。

さらに、望ましい学級編成の実現や教育指導の充実、健全な人間形成に必要な学校規模を実現するため、稲垣地区の豊川、繁田、下繁田の三小学校を統合し、新たに稲垣小学校も誕生いたしました。

現在は車力中学校の全面改築に取りかかっており、本年中に完成する予定となっております。また木造地区の向陽小学校の全面改築も進めているところであります。

さて、本年十二月には、県民の悲願である東北新幹線が全線開通することから、首都圏との交流をはじめ、人々の日常生活や産業、経済、文化活動等に多大な効果をもたらすものと期待されております。本県はもとより本市の地域経済を活性化させる大きなチャンスと捕らえ、その効果を最大限享受するためにも、各方面からご意見やアドバイスをいただきながら、様々な施策を展開して参りたいと思っております。

当市の亀ヶ岡石器時代遺跡、田小屋野貝塚が含まれている「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」が、ユネスコ暫定リスト入りしたことは、皆様ご承知のとおりであります。遺跡の試掘調査を続けてきたところ、昨年十二月、初めて住居跡が発見されました。縄文遺跡群の世界遺産登録を目指すわが市にとって、国内はもとより世界へアピールする大きな成果であります。

今後はどれくらいの規模の集落があり、どんな生活をしていたかなど、亀ヶ岡縄文人の暮らしぶりを探る新たな調査が期待されており、関係市町村と連携しながら発信して参りたいと思っております。

 保健・医療・福祉について申し上げますと、昨年は、新型インフルエンザが大きな脅威でありました。幸い、沈静化の兆しが見えておりますが、気を緩めることなく、予防に心がけていただきたいと願っております。

 また、児童福祉につきましては、少子化が進む中において、柏第一保育所を、本年四月から民営化することとしております。

自治体病院機能再編成計画についてですが、中核病院の建設場所を五所川原市役所に隣接する土地に決定し、病院の基本設計業者も、プロポーザル方式により選定しました。現在は病棟の詳細な配置などを検討しており、当地域の中核病院は、平成二十五年の開業に向け、予定どおり進むものと思っております。

また、各自治体の財源負担を軽減することから、国の補助事業を積極的に活用し、昨年は、医療再生計画の事業費から二十五億円の基金の内示を受けました。中核病院の建設における医療機器の整備や医師確保に有効に活用できるものと思っております。

今後は、サテライトの病院や診療所の在り方、それらに伴う財源負担など詳細な計画について議論が進むものと思っております。

 この他、国の施策や地方財源の動向など不確定な部分も多々あり、多くの課題も山積しております。本年も誠心誠意、行政運営にあたって参りますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


平成二十二年は「寅(虎)年」であります。「虎は千里行って千里帰る」ということわざがあります。

獣の王者である虎は、一日に千里の距離を走り、千里戻ってくるという優れた行動力を持っているといわれます。一方では、わが子を思ってまた千里の道を帰るという、親が子を思う気持ちの強さをたとえた言葉でもあります。

私も、高齢者や次代を担う子供たちを想い、暮らしやすい街づくりのために、ゆっくりと確実に走り続けて参りたいと決意を新たにしているところであります。

結びに、市民の皆様のご健勝とご多幸を祈念して式辞といたします。

平成二十二年一月四日

                 つがる市長  福 島 弘 芳