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あいさつ
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平成23年 新年祝賀会あいさつ

 本日ここに平成二十三年新年祝賀会を挙行するにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

 皆様方には、希望に満ちた輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 また、本日ご臨席を賜りましたご来賓をはじめ、市民の皆様方には、日頃より市政運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り深く感謝申し上げる次第であります。

 今日の国内外の情勢は、日々めまぐるしく変化を繰り返し、本市を取り巻く環境も刻々と移り変わっております。

 このような時こそ、きちんと軸足を定め、進むべき方向をしっかりと見据えて行かなければなりません。また、地域社会の主人公である市民の皆様とお互いに支えあいながら、まちづくりに積極的に取り組んでいくことが大切であると考えております。

 それでは、昨年を振り返りながら、本年の取り組みについて申し上げます。

 ご承知のように、我が国の社会経済情勢は地方も含め、景気・雇用情勢が低迷し、依然として厳しい状況にあります。

 また、尖閣諸島問題、宮崎県での家畜伝染病「口蹄疫」の拡大、全国各地での猛暑、異常気象が大きな話題となったことは、記憶に新しいところであります。

我が市においても、記録的な猛暑がもたらした農産物への高温障害は、農業が疲弊しているなか、農家を更なる苦境へと追い込むこととなり、特に稲作農家は米価下落とも相まって、これからの農業経営に強い不安と将来への展望を失いかねない状況にありました。

 私としては、少しでも早く、農家の不安を解消することが、最優先との思いから、再生産に向けた融資の利子補給、種子助成などの支援を速やかに決定し、実施したところであります。

こうした状況の中、政府は、例外なき関税撤廃を原則とするTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加問題について「関係国との協議開始」の方針を決定しております。

TPPに参加することとなった場合には、農業はもとより、その関連産業を含めた地域産業に多大な影響を及ぼすことが予測され、本市の産業・経済も計り知れない打撃を受けることとなります。

食料の自給率向上、国際化に対応できる競争力の強化、戸別所得補償制度による農家所得の安定など重要な課題について、実効性のある対策を講ずることなく、拙速な判断のもと参加することには強い懸念を抱いておりますし、国土や環境の保全、食料の安全保障の面からも農業を犠牲にしてはならないと考えます。

東北新幹線が全線開業となり、首都圏との交流が、より一層拡大し、産業、経済、文化活動など多方面にわたり多大な効果が得られるものと期待しております。

この機会を地域経済活性化の大きなチャンスととらえておりますが、短期的な誘客に目を向けるだけでなく、効果を持続させる施策を展開することも必要であると認識しております。

特に、本市の自然や食文化、伝統文化などの中から選定した二十二の「つがるの宝」と、農業の競争力強化に向けた農産物のブランド化、いわゆる「つがるブランド」をこれまで以上に県内外へ広く発信するほか、「メロン一坪地主・りんご一枝オーナー」を募集するなど、新たな取り組みも進めてまいります。

また、本市を舞台に、つがる市フィルムコミッションが撮影、制作したショートムービー「けの汁」もまもなく公開される予定であり、新たな観光客の掘り起こしなど誘客に繋がるものと期待しております。

さらに、青森朝日放送が毎年主催する「ふるさと自慢わがまちCM大賞」第十回大会において、商工会青年部が制作した「つがる市遮光器土偶発動計画」が大賞を受賞するという快挙を成し遂げております。

大賞作品は年間365回、県内をはじめ東北管内に広く放映されることから、つがる市を多くの方に知って頂けるものと喜んでおりますと共に、青年部の皆さんに感謝と敬意を表するところであります。

さて、市政の進むべき方向性を導きだし、主要施策などを定めた「つがる市総合計画」が策定して五年経過したことから、今後の市政運営の指標として、後期計画の策定を進めております。

市民と共につくる市政を念頭に、新たな成長戦略を描くことで、これまで進めてきた市民主体のまちづくりを次の段階へ発展させることができるものと確信しております。

本市の課題の一つである財政の健全化につきましても、就任直後から次世代に負担を残さないよう、財政規律を保った市政運営に努めてまいりました。その結果、第一次行政改革の五年間では、職員百十名の削減などにより三十七億円以上の経費縮減を達成しており、今後五年間においても、第二次行政改革を実施することで、引き続き財政の健全化に努めてまいる所存であります。

現在、新年度の予算編成に着手しているところでありますが、非常に厳しい財政運営の中で、住民サービスの低下や負担の増加は極力避けながらも、今日の社会情勢に即応した組織づくりや、効率的な行財政運営にあたってまいりたいと考えております。

安心・快適・やさしいまちづくりへの取り組みでは、地域の元気を呼び起こすため、自治組織の活動に必要な備品等の整備や集会施設の改修等に要する経費を助成することで、自治会活動を支援してまいります。

また、従前より取り組んでまいりました、教育環境の整備として、現在は向陽小学校の校舎、体育館の全面改築を進めており、今年十二月までには校舎が完成し、平成二十四年度で全ての整備が完了する予定であります。

児童福祉施策につきましては、現行の乳幼児医療費給付制度に加え、市独自の子育て支援事業として、本年四月から医療費全額助成の対象を小・中学生まで拡大することを検討しております。

いわゆる、中学生までの医療費を無料化するもので、市議会の皆様方のご理解とご協力のもと、保護者の生活安定と、子どもの成育環境の向上に繋げたいと思っております。

また、ひとり暮らし高齢者の増加に伴う、地域での孤立防止などの課題にも向き合うとともに、市民の誰もが安心して暮らせる健康福祉のまちを目指してまいります。

この他、中核病院建設に伴う成人病センターの診療所としての在り方、商業振興としての商店街活性化施策、雇用対策など、課題が山積しており、今後も継続的な課題の解決と重点施策に積極的に取り組んでまいる所存であります。

なによりも市民が、笑顔にあふれる生活が出来るよう、また、このまちに住んでいることに幸せを感じ誇りと希望が持てるよう、全力で臨む所存でありますので、より一層のご支援とご協力をお願いするとともに皆さまのご健勝とご多幸を祈念して、式辞といたします。

  平成二十三年一月四日

                 つがる市長  福 島 弘 芳