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あいさつ
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つがる市長

福島弘芳



平成24年 新年祝賀会あいさつ

 本日ここに、平成24年新年祝賀会を挙行するにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

 皆様方には、希望に満ちた輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 年頭にあたり、甚大な規模の被害をもたらした東日本大震災により、いまだ仮設住宅で厳しい環境にある被災者の方々のためにも、被災地の復興が一日も早く成し遂げられ、生活が安らかになるよう念願するとともに、改めてお見舞いを申し上げます。

 また、本日ご臨席を賜りましたご来賓をはじめ、市民の皆様方には、日頃より市政運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り深く感謝申し上げる次第であります。

 さて、昨年を振り返りますと、大震災と原発事故は、被災地のみならず、全国に甚大な影響を与えております。

 また、昨今の急激な円高による企業業績の悪化により、日本経済は地方も含め回復の兆しに乏しく、依然として厳しい状況にあります。


 こうした状況のなか、政府は、環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加を決めております。

 貿易立国としてアジア太平洋地域の成長を取り入れることの有益性や、国内の経済改革のきっかけに成り得ると、その意義を強調しております。

 しかし、TPP交渉参加を決定したものの、農業、医療、金融など各分野への影響が懸念されるなか、国内農業の強化に向けた具体策は不透明なままであり、政府が目指す強い農業に向けた道筋は依然として見えて来ない状況にあります。

 農業を基幹産業とする本市としては、将来を左右する問題であることから、今後、交渉を進める上での明確な見解と情報提供を訴えて参る所存であります。

 これまでも、本市の農産物においては、食に対する安全と安心を基軸に据えながら競争力強化に向けた農産物のブランド化、いわゆる「つがるブランド」を推進して参りましたが、より多くの消費者に認知していただくため、トップセールスの継続や直接販売など新たな取り組みも進めて参ります。

 福島第一原発の事故を受け、国内外を問わず放射性物質に対する食の安全に対し、消費者がこれまで以上に敏感になっております。

 本市においても、放射性物質汚染の風評被害から、リンゴの台湾輸出が一時停滞するといった状況に陥ったところであります。

 今後は、県及び関係機関と連携しながら安全性を証明し、国内はもとより、台湾でのキャンペーンやトップセールスを展開することで販売促進に取り組み、経済成長の著しい東アジアの市場を視野に、販路拡大に努めて参ります。

 さらに、「地産地消」による販売促進を図るため、柏地区にある農産物直売所の建設に着手いたします。

 建設にあたっては、従前に取得した用地を活用し、既存直売所を解体することで、大幅な施設拡充と駐車スペースを確保し、柏地区のみならず市内全域から販売会員を募るなど、農産物の販売、情報発信など複合的な機能を有する拠点となる施設として整備して参ります。

 東北新幹線が開業し一周年を迎えております。

 首都圏との交流が拡大し、縄文遺跡の世界遺産登録に向けた動きなど、観光を取り巻く環境の変化を好機として捉え、多様なメディアを活用した戦略的な情報発信を図っていく必要があると考えております。

 昨年、本市の魅力を発信すべく「馬市まつり」を題材としたショートムービーの公開や一坪メロン・一枝りんごオーナー事業など様々な動きが民間から広がっております。さらには、今春三月下旬に本市をロケ地とした日中友好四十周年記念映画「明日に架ける愛」が日中両国で上映されることから、その後のロケ地訪問など新たな観光客の誘客に繋がるものと期待しております。

 我が国も、いよいよ人口減少時代に突入し、少子高齢化に対応した定住対策は市としても重要な課題と認識しております。

 こうしたなか、本市では、順次、住宅の新築及び建て替えを進めて参りましたが、木造地区で老朽化した団地が残されており、入居者の安全確保、生活環境の向上を図るべく桜木団地の大規模な市営住宅建替事業を計画的に推進することといたしました。

 本住宅建替事業は、既存の桜木団地の敷地に加え、隣接する旧技術専門校跡地及び周辺農地を取得することで、約二百戸の住宅を供給することになります。

 ゆとりある公共空間と良質で魅力ある住環境を提供する本事業は、平成二十五年度着工を目指し、用地取得、旧技術専門校の解体、実施設計の策定に取り掛かります。

 医療分野の取り組みについては、つがる西北五広域連合において、自治体病院機能再編計画が進められており、地域医療の中核となる「つがる総合病院」が平成二十五年秋の完成を目指し工事が本格化しております。

 本市においても、再編計画に伴い、成人病センターが診療所として機能を移行することから、老朽化した成人病センターに替わり、新たな診療所の平成二十五年開設に向け建設が始まります。

 本診療所は木造千年地区に、敷地面積約七二〇〇平方メートルを確保し、建設費、用地取得費など併せて総工費約九億円余を見込んでおります。

 他方、検診体制の拡充を図るべく、がんの予防と早期発見を目的とした胃がん撲滅検診事業を本年四月から実施いたします。

 市民の二十歳から三十九歳の若年層を対象としたピロリ菌感染検査と除菌治療を、つがる市と弘前大学病院医学部とが共同で実施するもので、検査料及び治療費は市が全額負担するものです。

 市民の生命と健康を守る医療サービスと検診体制の充実を図り、質の高い医療を安心して受けられる環境を整えることが最も大切であると考えております。

 児童福祉施策につきましては、本市独自の子育て支援事業である医療費全額助成(医療費無料化)を昨年より実施することで、子育て家庭の経済的負担の軽減に寄与できたと思っております。

 今年は引き続き、ひなた児童館の改築など、児童の健康増進と情操教育の推進に取り組んで参ります。

 また、建設中の向陽小学校校舎が完成し、児童が新年を新しい学び舎で迎えることとなりました。

 今後も未来を担う子ども達に充実した学習環境を提供するため、引き続き教育環境の整備に取り組んで参ります。

 この他、商業振興、雇用対策、民生安定など、課題が山積しており、継続的な課題の解決と重点施策に積極的に取り組んでまいる所存であります。

 なによりも市民が、笑顔あふれる生活が出来るよう、今後とも地域の発展や安全・安心のまちづくりに全力を尽くす所存でありますので、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 新春の門出にあたりまして、市民皆様のご多幸とご健康を祈念して式辞といたします。

  平成二十四年一月四日

                 つがる市長 福島弘芳