令和2年 新年祝賀会あいさつ

 本日ここに、令和2年新年祝賀会を挙行するにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 市民の皆様方には、清々しい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 また、本日ご臨席を賜りましたご来賓をはじめ、皆様方には、日頃より市政運営につきまして、特段のご協力を賜り深く感謝申し上げます。

 昨年を振り返りますと、依然として全国規模で異常気象に伴う集中豪雨など、予測不能な大規模災害が発生し、自然の厳しさを再認識させられた年でありました。

 令和元年台風第19号は、首都圏、東北地方と広範囲にわたり記録的な大雨となり甚大な被害をもたらしました。本市では、不測の事態に備え、迅速かつ的確な危機管理体制の徹底を図ったところであります。

 本市においては、被害がなく安堵したものの、被災地支援として宮城県角田市及び丸森町へ職員を派遣して、一日も早い、被災地の復興の一助となるよう努めたところであります。

 さて、本年度の市政運営につきましては、「人口減少対策」「農業振興」並びに「教育の充実」を重点課題として、進めて参りました。                                                               

 「人口減少対策」については、これまでの結婚・出産・子育て支援の充実、そして地方創生事業を拡充し、若者が結婚して民間住宅への入居ができるよう、定住促進に取り組むことで、若者世代の転出の抑制、あるいは転入の増加に一定の成果を上げているものと感じております。今後とも地方創生事業を充実させ、定住人口の増加に繋げて参ります。

 また市独自の支援事業につきましても保育所等第2子以降の保育料、子ども医療費、インフルエンザ予防接種、各種がん検診と引き続き無料とし、市民が安心して暮らせる環境を維持すべく、支援を継続して参ります。

 ご承知のとおり、昨年4月には、つがる市東京事務所を開所し、企業誘致や移住定住、そして市の特産品PRをはじめ多岐にわたり、首都圏とつがる市を繋ぐ活動を展開したところであります。

 本市のアンテナショップ「果房メロンとロマン」は、つがるブランドの一つであるメロンに特化した、日本初のメロン専門工房で、オリジナルのメニューをカフェとテイクアウトで提供して参りました。

 次なるステップとしては、つがる市産メロンを通年において提供することが、課題となりますが、その課題の解消に向け、メロン生産の最盛期となる7月から9月以外の時期に収穫できるような新たな栽培方法を、研究して参ります。

 「果房メロンとロマン」のアンテナショップの話題性も有り、首都圏でのメディアの露出広告費に換算すると、約3億3千万円に相当する価値であり、本市PR効果は大いに期待されるものであります。

 今後におきましても、あらゆる情報伝達手段を活用し、柔軟に、かつ、実直に情報発信して参ります。

 2点目の「農業振興」については、様々な施策を実施することで農家の所得向上を図って参りました。 言うまでもなく農家所得の増減は、天候に左右されるものではありますが、本市といたしましてもこれまで以上に農業の振興を推し進めることで、後継者あるいは新規就農者の増加や雇用の創出へと結びつくものと期待するものであります。

 しかしながら、本市の少子化・高齢化の進展は顕著であり農業情勢によっては、離農する農家が増え、農村地域特有の集落維持すら難しくなることも予想されております。市としては、これらの懸念が現実のものとならないよう農業団体、市議会と連携しながら、より一層、取り組んで参る所存であります。

 3点目の「教育の充実」については、県内トップクラスの人員となるスクールサポーター28名を配置し、特別な支援を必要とする児童生徒の学習支援を行うとともに、教育推進専門員を新たに配置し、「今後のつがる市の教育の方向性」を示した計画を策定しております。 新年度からは、本計画に沿って地域と学校が一体となった教育活動を進めて参ります。

 さらには、全小中学校のエアコン設置工事、またトイレの洋式化についても随時進め、児童生徒の良好な学習環境の改善に努めているところであります。

 さて、松の館の隣で工事作業が順調に進んでおります、市の指定文化財「旧木造中央公民館講堂」もようやく、外観が望める状態となりました。本年3月には完成、そして4月には市民の皆様へ公開が出来ることとなることから、とても待ち遠しいところであります。

 また、4道県と関係自治体で推進しております、縄文遺跡群の世界文化遺産登録については、ユネスコへ正式な推薦書を提出することになりました。

 本市では、世界に誇れる田小屋野貝塚、亀ヶ岡石器時代遺跡を有することから史跡の公有地化事業等を継続的に推進しつつ、世界文化遺産登録実現に向け、取り組む所存であります。

 ご承知のとおり、市民の皆様の学習と情報の場、そして読書に親しむ場とした「つがる市立図書館」は、開館以来、3年3ヶ月で来館者90万人を達成しております。市民の皆様には、図書館をたくさん利用していただきたく、蔵書の充実や良好な図書館の運営に努めて参ります。

 このほか、本年度の大規模な建設事業としては、総合体育館、公営住宅、一般廃棄物最終処分場並びに北消防署及び稲垣分遣所の建設と目白押しでありました。

 総合体育館については、基礎工法の選定や外構整備の進め方などを慎重に調整を進めております。また、公営住宅の整備では、桜木団地の全体計画戸数が225戸であり、本年3月で83%の進捗となります。残り39戸となりますが、新年度において国へ要望し、一日も早い完成を目指します。

 一般廃棄物最終処分場については、本年3月で3割程度の進捗となり令和3年3月の完成予定としております。

 そして、つがる市消防署再編統合計画に基づく北消防署においては、本年3月で全体の約70%の進捗となり、稲垣分遣所については、昨年12月に完成しております。両施設ともに、本年9月に運用開始を予定しており、消防・防災体制の強化を図って参ります。

 一方、本市は、航空自衛隊車力分屯基地、並びにXバンド・レーダーを運用する米陸軍車力通信所が展開する国防の 重要な役割を持つ地域であることからも、基地の安定運用と地域住民の生活安全確保に向けて、市議会との連携を 密にし、取り組んで参る所存であります。

 2020年を迎え、本日は本年度の事業の進捗状況等を報告させていただきましたが、様々な政策課題は、少しずつではありますが、着実に前進しているものと私は感じております。

 これもまた、本日ご参集の皆様方をはじめ、市民の皆様のお陰であります。この場をお借りし改めて感謝を申し上げます。

 何よりも市民が、笑顔にあふれる生活ができるよう、私たちの住む「つがる市」の豊かな自然や文化・歴史を守り、 次世代に繋げるまちづくりに向け全力で取り組んで参りますので、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 本年が皆様にとりまして、夢と希望に満ちた一年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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更新日:2020年01月07日