姉妹都市米国メーン州バス市との絆

更新日:2024年03月21日

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1.はじめに

バス市とつがる市の交流は、明治22年に発生した「チェスボロー号遭難救助」をきかっけに、今日まで市民の相互訪問交流事業を継続してきました。
また、令和5年には、バス市内の公園に両市の絆を示す赤い鳥居が設置されました。
このページでは、どのような方々が、どのような思いで交流事業を受け継いできたのか、そしてこれからどのような未来を望んでいるのかをご紹介します。

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2.動画で姉妹都市の歩みを見てましょう

3.これまでの交流実績(平成2年度~令和5年度)

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4.どんな思いで交流を続けていますか?

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つがる市姉妹都市協会 清野会長

姉妹都市協会は姉妹都市提携を結ぶ都市間の交流を、市民レベルで行う団体です。

リバーウォーク公園での鳥居完成記念セレモニーに参加し、この交流の成果と意義を改めて確認しました。

新たな時代に向けて両市民の絆が今まで以上に緊密なものとなるよう、活動を推進していけたらと思います。

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バス市学生交換留学プログラム

ウィル会長

バス市とつがる市の深い繋がりは、130年以上の歴史をわたって我々のコミュニティを結びつけてきました。

  新型コロナは、私たちの交流に大変な影響を与えましたが、私は我々の繋がりが末永く続くと信じています。
  これから先も、我々の国際的なコラボレーションと友情の使命を支援する献身的なボランティアの助けを借りて、交流を続けて行きたいと思っています。
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バス市 メアリー議長

鳥居設置の物語は、両市民の絆を永久的に称える方法を見つけたいという思いから始まり、市の資金援助や個人の寄付によって具体化され、バス市の造船業の歴史と呼応する職人の専門技術によって完成しました。

この鳥居が友情と親善の証として、何年にもわたってバス市に高く立つよう願っています。

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つがる市 オリビア国際交流員

ほとんどの姉妹都市関係は貿易や国外駐在から始まりますが、つがる市とバス市の歴史はとてもユニークな物語です。
 
バス市で仲良くなった方々は皆とても親切で、つがる市民との友情をとても光栄に思っている感情が伝わりました。
国際交流員は両市の間の架け橋として大事な役割を果たしている、と思いました。
130年以上も前から始まった友好関係はこれからも永遠に続くことを願っています。
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つがる市地域創生課 鹿内主査

交流事業の参加者から、「バス市に行ったことがきっかけで現在アメリカに留学している」、「ホストファミリーと毎年クリスマスカードを交換している」といったお話を聞き、交流事業の重要性を実感しています。

この大切さや感動を市民の皆様に伝えたいです。

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高山稲荷神社 工藤宮司

バス市に両市のシンボルとなる鳥居を設置する計画があると聞いたときは大変嬉しく思いました。

チェスボロー号遭難救助は祖先が関係している歴史であるため、これを機にさらに交流が発展していくことを望みます。

※工藤宮司は当時遭難救助にあたった工藤はんさんの子孫です。

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要心寺 加藤住職

過去には、チェスボロー号遭難事件で救助された方の子孫にあたる方々が参拝にいらっしゃったこともあります。

バス市の方々が今でもこうして参拝に来てくださって、ご先祖様も喜んでいることと思います。

※要心寺にはチェスボロー号遭難事件で亡くなった乗組員のお墓があります。

 

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チェスボロー歴史保存会 松橋会長

私たちは、チェスボロー号遭難救助に関する資料の保存や展示、小中学生への講話、慰霊祭の挙行などを行っています。

高山稲荷神社でパネル展示をしているので、当時の村民の慈愛に満ちた行動などをぜひご覧になってください。

5.つがる市の国際交流に興味をもったあなたへ

このように、つがる市とバス市には「姉妹都市交流を次世代に伝えていきたい」と願う市民がたくさんいます。

姉妹都市について、さらに学びたい、一緒に関わってみたい、という方は、ぜひ下記ページも併せてご覧ください。

◎ホストファミリーになろうのページ

◎バス市へ行こうのページ

◎国際交流員のページ

◎つがる市姉妹都市協会 入会のご案内

◎バス市学生交換留学プログラムのページ

◎「米国帆船チェスボロー号漫画誌」mannga(PDFファイル:6MB)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部地域創生課
郵便番号:038-3192
住所:青森県つがる市木造若緑61番地1(市役所2階)
電話:0173-42-2111(代表) ファクス:0173-42-3069