ベンセ湿原

更新日:2024年04月17日

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歩道の両側が咲き乱れたニッコウキスゲで黄色に染まっている様子を、左手前のニッコウキスゲにフォーカスを当てて撮影した写真

標高約20メートル、面積約23ヘクタールの広さを有する津軽国定公園を代表する湿原の1つです。

学術上貴重な海岸低層湿原及び中間層湿原(苔状が幾層も重なってできた湿原)で、5月下旬にはニッコウキスゲが咲き乱れて一面が黄色に染まり、6月上旬ころになると、ノハナショウブの大群落で一帯は黄色から紫へと変わります。さまざまな草花が咲き誇るこの湿原は、1983年、日本自然百選に指定されました。

広々とした草原に背の高い茎と橙黄色の花びらをもつニッコウキスゲがあちらこちらに咲き乱れている写真

ニッコウキスゲ(日光黄菅)

ユリ科の植物で、栃木県日光地方に多く自生し、キスゲに似ていることに由来。別名はゼンテイカ(禅庭花)。多年草で高さ約70センチメートル、花は濃い橙黄色で朝開いて夕方しぼむ一日花。

スラリと伸び茎の頂部に赤紫色の花をつけたノハナショウブがあちらこちらに咲いている写真

ノハナショウブ(野花菖蒲)

アヤメ科の植物で、湿地や草地に群生する多年草。葉の太い中脈が目立ち、赤紫色の花をつける。中央部に淡黄色の細い斑紋がある。

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