第二回編纂会議
つがる市の魅力を体験取材し素材を収集
2023年3月3日(金曜日)、4日(土曜日)、5日(日曜日)の3日間、つがる市内で【新解釈つがる。辞典】編纂プロジェクトの第二回編纂会議を開催しました。
青森県立木造高等学校の生徒15名とキャンパスラボの女子大生3名が参加し、高校生と大学生が3チームに分かれ、つがる市内を取材しました。農業、観光、食文化などを体験し、つがる市の事業者や市民の方との交流を行い、つがる市で暮らす・働くことの魅力を探りました。そして様々な体験・交流を通じて、地元の高校生が感じるつがる市の良いところやユニークなところ、首都圏の女子大生が思うつがる市の印象や独自性などを出し合いながら、つがる市の魅力の掘り起こしを行いました。

新しい動詞「つがる。」の考案、広告ポスターの制作
取材活動で発見したつがる市の魅力を「つがる。」という今までにない動詞に意味を込めて、各チームごとに、意味・解釈・例文・イラストを考案し、合計18種類の広告ポスターが完成しました。最終日には各チーム考えたポスター案をつがる市に向けて発表しました。


制作したポスター(一例)



一覧は下記リンクのページでご覧いただけます
参加した木造高校生徒の声
- 普段の生活の中ではつがる市の嫌な所や他の地域へのうらやましさを感じることばかりでしたが、つがる市にも良さがあるんだと気づき、自分の気持ちに変化がありました。そのため進学で上京したとしてもつがる市について広めたり、これからの生活をつがる市ならではの過ごし方で生きてみたいと思いました。
- つがる市のこれまで気づけなかった魅力、地域の人の優しさ、意見を出し合う楽しさを感じました。今まで気づけなかったつがる市のことを3日間かけてたくさん気づけたし、それを班の人と共有して、最後に素敵なポスターが完成してとてもやりがいを感じました。
- 普段の生活やSNSでも「~つがった」などと新しい動詞を使って、つがる市の魅力が日本中に広がればいいなと思いました。また、つがる市をもっと知ってもらうために若い人たちがもっとSNSを通して、つがる市の魅力を発信できればいいなと思いました。
キャンパスラボ プロジェクトメンバー コメント
専修大学 商学部 3年 才原千紗都(プロジェクトリーダー)

これまでつがる市には行ったことがなくどんな魅力があるのかほとんど知りませんでしたが、活動を通してつがる市の自然、文化、仕事、そしてつがる市の方々の人柄に触れることができ、他の地域ではなかなか感じることのできない「つがる市らしさ」を体験することができました。参加した学生メンバーのそれぞれが活動を通じてチームワークやリーダーシップなどを学び身に着けて成長しながら、若い視点で地域のPRに貢献していくことができ、若者にとっても、地域にとっても互いの発展につながる取り組みになったと感じています。若いときから地域の良さを感じたり考えたりすることは大切なことだと思いました。この活動を通してつがる市への思い入れを感じるようになったので、今後もつがる市の魅力をたくさん体験し、多くの人にその魅力を届けたいと思います。
東京女子大学 人文学科 3年 野辺有桜

最初は「つがる市には何もないんです…」と言っていた高校生が、活動を通して魅力を再発見して目をキラキラさせていた姿を見て、地域を知らない外部の人の目線が入ることで、その地域の活性化につながるということを学びました。だからこそ、私は温暖な宮崎県というつがる市と真逆の環境で生まれ育ち、現在東京で暮らしているという外部からの視点を生かして、これからもつがる市の魅力を発見・発信していきたいと思います。また、私自身の地元を含めた他の地域でも、このような外部の若い人と交流を通して地域の魅力を発見し広めていく取り組みが広がったら素敵だなと思いました。
ワークショップ講師等
- 全体プロデュース/講師:中山柚希(キャンパスラボ代表/プロデューサー)
- 企画/運営:山下未生(凸版印刷株式会社)
- 運営:北村星香(凸版印刷株式会社)
- 参加高校生統括:野呂透(青森県立木造高等学校教諭)
- つがる市事務局:渡邊照秀(つがる市東京事務所)
- つがる市事務局:佐藤貴行(つがる市東京事務所)
この記事に関するお問い合わせ先
東京事務所
郵便番号:162-0825
住所:東京都新宿区神楽坂3-6-92(新谷ビル3F)
電話:03-5946-8505 ファクス:03-5946-8506
更新日:2024年01月18日