第三回編纂会議

更新日:2024年04月01日

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■稲わら細工体験を通じてつがる市の魅力を探求

2023年10月19日(木曜日)、20日(金曜日)の2日間、つがる市内で【新解釈つがる。辞典】編纂プロジェクトの第三回編纂会議を開催しました。

青森県立木造高等学校の生徒10名とキャンパスラボの女子大生2名が参加し、高校生と大学生が2チームに分かれ、つがる市内を取材しました。津軽地方で稲作とともに発展した文化「稲わら細工」を体験し、つがる市民の方との交流を行い、つがる市で暮らす・働くことの魅力を探りました。そして地元の高校生が感じるつがる市の良いところやユニークなところ、首都圏の女子大生が思うつがる市の印象や独自性などを出し合いながら、つがる市の魅力の掘り起こしを行いました。

■新しい動詞「つがる。」の考案、広告ポスターの制作

取材活動で発見したつがる市の魅力を「つがる。」という今までにない動詞に意味を込めて、チームごとに、意味・解釈・例文・イラストを考案し、合計6種類の広告ポスターが完成しました。2日目には各チームが考えたポスター案をつがる市に向けて発表しました。

■制作したポスター(一例)

■参加した木造高校生徒の声

・当たり前だと思っていたことがつがる市の良さだと気づき、大切にしていこうと思いました。私はつがる市との関わりが深いので、つがる市の魅力を他の地域にも発信したいと思いました。

・同じつがる市という街に住んでいる自分たちの間でも知っていることと知らないことに差があったので、つがる市についてもっと知りたいと感じました。

・わらを再利用することがとても印象深かったです。稲わら細工をいろんな人に知ってもらいたいと思いました。ポスターを作ることは難しかったですが、つがる市のいいところや面白いところ、不思議なところを知ることができました。つがる市は人口が少なくなってきているので、今後人口が多く楽しい街にしたいと思います。自分で行動を起こしたいです。

・ポスター作りを通じて地域の魅力を首都圏に発信する方法を学ぶことができてよかったです。より多くの人につがる市のことを知ってもらい、多くの人に訪れてもらい活性化していきたいです。

■キャンパスラボ プロジェクトメンバー コメント

・学習院女子大学 国際文化交流学部 4年 大谷優以子

体験や会話の中で、表面的ではない、一歩踏み込んだつがる市の魅力を知ることができたと思います。生まれ育った環境で当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということも体感できたので、若いうちから多様な価値観に触れ、自分の地域について知ることは大切だなと思いました。

つがる市で生まれ育った若者と、これまで関わりのなかった若者が一緒に取り組むことで新たなアイデアが生まれ、若者視点が持つ可能性は幅広いということも学びました。若者世代は「SNSに載ってない、情報少ない=魅力がない」と思いがちですが、私は今回の体験を通じて、広大な空・自然、地元の方々など行かないと分からない地域の魅力がたくさんあるという考えに変わりました。移住となると今すぐには難しいですが、つがるファンとしてこれからも魅力を伝えていきたいと思います。

 

・國學院大學 法律学部  2年 井上登美

実際につがる市に行き、景色を見て、地域の方と話し、特産品を食べ、五感を使ってつがる市の魅力を感じることができました。日常にあるたくさんのつがる市の魅力を教えてくれた木造高校の生徒さんは、広すぎる空ときれいな空気と優しい地域の方に囲まれて育った、明るく笑顔が素敵な、つがる市が大好きな高校生でした。つがる市の温かい雰囲気とつがる市を大切にしている高校生をはじめとした地域の人々をたくさんの方に知ってもらうことが、つがる市のファンを増やし、魅力を感じてもらうことに繋がっていくと確信しました。私はすでにつがる市の大ファンです。友達にお土産を渡しながらつがる市の話をしたり、SNSで発信したりすることで、引き続きつがる市と関わっていきたいです。

■ワークショップ講師等

・全体プロデュース/講師:中山柚希(キャンパスラボ代表/プロデューサー)

・企画/運営:山下未生(TOPPAN株式会社)

・企画/アドバイザー:佐久間崇(株式会社Saku代表取締役)

・アドバイザー:戸田和也(株式会社東北新社)

・参加高校生統括:野呂透(青森県立木造高等学校教諭)

・つがる市事務局:渡邊照秀(つがる市東京事務所)

・つがる市事務局:佐藤貴行(つがる市東京事務所)

・つがる市事務局:葛西 佳歩(つがる市東京事務所)

・つがる市事務局:工藤 祐也(つがる市東京事務所)

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