ヤチダモ(一本タモ)
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指定区分:つがる市指定文化財(旧稲垣村指定文化財)
名称:ヤチダモ(一本タモ)
所有者:国(東北地方整備局)
所在地:稲垣町豊川千代島107-18
登録年月日:昭和56年(1981年)9月30日
樹齢:500~1000年
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岩木川左岸の堤防脇に所在するヤチダモ(通称・一本タモ)は、幹周りが約5.5メートルで、樹齢は500~1000年と推定されています。
江戸時代中期に稲垣地区で新田開発が着手された当初より、一本タモは荒野の中にそびえ立っていたと伝わります。見渡す限りの平野に立つ一本タモの姿は新田地帯の目印となり、やがて住民の信仰対象となったと考えられます。ヤチダモの特性である幹のこぶが婦人の乳房に似ていることから、子孫繁栄のシンボルである乳の神としても信仰を集めてきました。
近代に入り、 岩木川の河川改修工事が行われた際、堤防をまっすぐにするため一本タモを切り倒す計画が起こりました。しかし、ご神木として崇められる老樹の伐採を請け負う住民がなく、やむを得ず堤防は湾曲したままになったといわれています。地域で大切にされ続けてきたことを示すエピソードです。
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更新日:2026年07月10日