旧尾野家住宅
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指定区分:つがる市指定文化財(旧稲垣村指定文化財)
名称:旧尾野家住宅(きゅうおのけじゅうたく)
所有者:つがる市
所在地:稲垣町豊川宮川145-1(稲穂いこいの里)
登録年月日:平成6年(1994年)4月28日
建築年代:明治25年(1892年)
構造:木造一部2階建て、茅葺き寄棟、桁行20.6メートル、梁間9.1メートル
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旧尾野家住宅は明治25年(1892年)に建築され、平成6年(1994年)に穂積地区から稲穂いこいの里へ移築復元されました。外部、内部ともに比較的後世の手が加えられておらず、明治中期の姿を今日にとどめています。
屋根は茅葺き寄棟のせがい造り(柱の上部から腕木を出し、深い軒先をつくり出す方法)で、軒天井には竿縁が配され、大棟には煙出が設けられています。外壁は下部が竪羽目板張、上部が漆喰塗となっています。玄関は来客用と家族用の2か所が設けられており、来客用玄関は式台構えで、引戸には彩色が施されています。
内部は六間取りで、一部は2階建てです。正面右側は接客空間で、広間と和室が田の字型に配置されています。間仕切り壁が少なく、ふすまを開放すると広い一室を作り出すことができます。中央は家族の居住空間で、囲炉裏のある板張りの居間や、寝室(ねま)が設けられています。正面左側は農作業の空間で、土間や稲置き場(いなべや)、馬小屋(まや)などがあります。
座敷には松・鶴・扇を象った釘隠しや、透かし彫りの施された欄間が用いられ、また「いなべや」の小屋裏には化粧登り梁が配されるなど、装飾に重点が置かれた上質な近代和風建築となっています。
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更新日:2026年07月10日