扁額(松平定信直筆の書)

更新日:2026年07月10日

ページID : 6571
扁額(松平定信直筆の書)

 

―――――――――――――――――――――――――――

指定区分:つがる市指定文化財(旧木造町指定文化財)
名称:扁額(松平定信直筆の書)
所有者:つがる市立向陽小学校
所在地:木造日向62-1
登録年月日:昭和62年(1987年)3月5日
寸法:縦48センチメートル、横124センチメートル

―――――――――――――――――――――――――――

 

  弘前藩第9代藩主の津軽寧親(1765~1833)は、新田開発と廃田復興を推し進めた人物です。書や俳句にも親しみ、雅号を「向陽館」と称しました。

  寧親の治世下の文化9年(1812年)、新田開発の中心拠点である木作代官所が、前年の火災から新築復旧を果たしました。このとき、代官所内の御仮屋(藩主の滞在施設)の居間へ記念として掲げられたのが、「向陽館」の扁額です。

  扁額の揮毫は、かつて江戸幕府の老中として寛政の改革を行った松平定信(1758~1829)によるものです。寛政5年(1793年)に老中を辞した後は、白河藩で藩政に専念していましたが、政務のかたわらで文筆や書画などの作品を残しています。

  明治維新を迎え木作代官所は廃止されましたが、扁額は保管され、現在は向陽小学校に飾られています。その校名も寧親公の業績にあやかり、地域の人材育成と開発を祈念して彼の雅号から採用されたと考えられています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会教育部文化財課
郵便番号:038-3138
​​​​​​​住所:青森県つがる市木造若緑52番地(つがる市生涯学習交流センター「松の館」内)
電話:0173-49-1200(代表) ファクス:0173-49-1212