チェスボローカップ水泳駅伝FINALが開催されました!

更新日:2024年06月28日

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最後を迎えたチェスボローカップ

こんにちは!つがる市の国際交流員オリビアです。

今回は、令和5年8月5日(土曜日)にマグアビーチで開催されたチェスボローカップ水泳駅伝FINALをご紹介します。

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チェスボローカップの由来は1889年に起きたチェスボロー号遭難事件からきました。米国メーン州バス市の貨物船「チェスボロー号」は、旧車力村の沖合で嵐にあい、遭難しましたが、車力の村民は必死に船員たちを助けようとし、奇跡的に4人の船員の命が助かりました。バス市とつがる市を繋げる姉妹都市の絆の物語はここから始まりました。

「チェスボローカップ水泳駅伝」は遭難の出来事から100年がたったことを契機に、旧車力村のマグアビーチで1990年にスタートしました。駅伝では、子供と大人の各部門があり、5人一組のチームでリレーを行います。

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全参加者が泳いだ距離を毎年累計していき、車力とバス市の直線距離10,200キロメートルに到達することを目指していました。バス市側でもこの累計に加わるため、市内の公立プール施設でリレーを行っていました。水泳駅伝には救助活動をした昔の住民の勇気と人間愛を発信する目的もありました。

30年間続いたチェスボローカップですが、コロナ禍により2020年から中止になっていました。2023年8月5日に4年ぶりにチェスボローカップが開催されましたが、水泳駅伝を担当しているチェスボロー倶楽部のスタッフ高齢化により今回が最終回となりました。

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4年ぶりに復活した令和5年バス市訪問団受入事業でつがる市を訪れた6人は、FINALで泳ぐことはなかったですが、開会セレモニーでスピーチをした後、リレー中に海岸から選手達を元気に応援をしていました。代表者のジューリ・アンブロシーノ市議員は、「参加者の皆様は『海を越える愛と勇気』を忘れず、これからも様々なチャレンジに取り組み、自分の心地よい場所から一歩踏み出して新たな経験を探し出してください」と選手達に伝えました。

歴史と感情溢れるチェスボローカップは残念ながら幕を閉じましたが、そのレガシーは永遠に続くものだと信じています。

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