イングリッシュキャンプに参加しました!

更新日:2024年08月20日

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「Enjoy! English Camp at つがる地球村2024」

こんにちは!つがる市の国際交流員オリビアです。

今回は、令和6年7月29日(月曜日)~30日(火曜日)につがる地球村で開催された1泊2日の「イングリッシュキャンプ」をご紹介します。

目的:つがる市の小中学生が、英語によるコミュニケーションへの自信や関心・意欲を高め、外国の人と積極的に関わろうとする態度を身に付け、異文化理解や相互理解の大切さを実感できるよう、1泊2日のキャンプを通じて外国の人のボランティアと協力しながら多様な英語のアクティビティに取り組む。

主催:つがる市教育委員会

行程:7月29日(1日目)挨拶、自己紹介、ゲーム、パスポート作り、動画制作

7月30日(2日目)ゲーム、感想と振り返り

イングリッシュキャンプはつがる地球村で開催され、今年は41人の小中学生が参加しました。コロナ禍により以前は宿泊無しの「イングリッシュデー」を実施していましたが、今年は5年ぶりの1泊2日のキャンプを実施することができました。

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外国語指導助手(以下ALT)と国際交流員(以下CIR)のボランティアは五所川原市、鶴田町、鰺ヶ沢町など、つがる市外からも参加しました。私を含めて外国人のボランティアは計8人いました。ボランティア講師はグループに分かれ、生徒と一緒に活動しながらキャンプの様々なアクティビティを実施しました。

自己紹介の「爆弾ゲーム」では、生徒達とサークルになって座り、音楽を流しながらぬいぐるみなどのおもちゃを回しました。音楽が止まると、おもちゃを持っている人が英語で質問に答えます。「What is your favorite food?」(好きな食べ物は?)や「Who is your favorite singer?」(好きな歌手は?)などの質問をし合い、自己紹介をしました。

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昼食後、「パスポート作り」アクティビティをしました。つがる市ALTが作成したオリジナル「つがる市パスポート」を生徒達に配り、名前、生年月日、似顔絵などを書いてもらいました。ALTとCIRはスペインやエジプトなどの外国を代表し、生徒達は各国への入国審査の練習をしました。「What is your name?」(お名前は?)と「Date of birth?」(生年月日は?)を訊き、出身国や最後に訪れた国の名前などを問うことで英語の練習ができました。楽しいアクティビティを通して現実的な言語の練習ができ、素晴らしいアイデアだったと思いました。姉妹都市バス市に行く中学生は実際にこの入国審査を体験するので、将来に向けて良い練習でした。

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続いて、「A or B」クイズを行いました。人気テレビ番組「芸能人格付けチェック」からインスピレーションをもらったこのゲームでは、チョコチップクッキー、ドリトスチップス、りんごジュースなど、お菓子類を二つ出し、AとBの食べ比べをしてどちらがアメリカ産か当ててみます。生徒達は一人一人食べ比べをし、「I think it's A/B」(私はA/Bだと思います)をホワイトボードに書きました。アメリカ産のお菓子はとてもしょっぱい・甘すぎるとの感想が多かったので、面白かったです。

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一日目の最後のアクティビティは、「YOUは何しにつがる市へ?」の動画制作プロジェクトでした。生徒達はメロン、馬市まつり、木造駅のしゃこちゃんなど、つがる市名物やおすすめの場所・まつりを紹介し、英語のセリフを自分で考えて動画を撮影しました。最後に、他のグループの前で完成した動画を披露しました。イングリッシュキャンプの一番難しいアクティビティでもありましたが、生徒達は最後まで頑張って英語を使いました。

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2日目は一緒に朝食を食べた後に、ウォーキングツアーの動画を観てどこの市が写っているか当ててみるゲームをしました。ロンドンのビッグベンやニューヨークのエンパイアステートビルを観る生徒達は興味津々でした。

最後に、生徒達に振り返りの意見を書いて発表してもらいました。一番印象的だったのは「もっと英語を話せるようになりたい」という感想でした。遊びやアウトドアの体験ではなく、学習を中心にしたキャンプへ中々人が集まらないものだと思っていましたが、英語スキルを向上させるために自ら参加したいと思った生徒達と触れ合って感動しました。時には英語が聞き取りにくい、単語の意味が分からないなどの部分もありましたが、生徒達は最後まで積極的にキャンプを達成しました。

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感想

英語の学びに興味を持つ生徒達を見て、学生時代のスペイン語の授業が大好きだった自分を思い出しました。外国語を学ぶということは、本当に素晴らしいことです。外国語を好きになれば自然に外国の文化や伝統に興味を持つようになり、それは留学や海外旅行の機会へと繋がります。外国語を勉強することは、世界と友達のサークルが大きく広がっていくことです。つがる市の子供達にも英語の勉強を継続してもらい、夢を追いかけ続けてほしいです。その好奇心も米国メーン州バス市との姉妹都市交流の将来に向けて長く続くことを願っています。

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