つがる市の自殺対策
つがる市の自殺の現状
つがる市では、2019年3月につがる市いのち支える自殺対策計画を策定しました。
思いやりとやさしさあふれる、誰も自殺に追い込まれることのないつがる市の実現を目指して、総合的な自殺対策に取り組んでいます。
全国と青森県は、自殺死亡率が減少傾向にありますが、つがる市は増減を繰り返しています。自殺対策計画では、2017年の自殺死亡率23.6を2022年までに20.1以下にすることを目標としています。
2013年から2017年の5年間で自殺者数は47人です。女性が50歳代以降から、男性は20歳代から自殺者がありました。
また60歳代以降の自殺者が31人と多い状況にあります。

自殺対策の考え方

自殺は、その多くが追い込まれた末の死といわれています。その背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労・生活困窮・育児や介護疲れ・いじめや孤立など4つ以上の様々な要因を抱えていたことが知られています。
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」です。
自殺対策の取り組み
自殺対策は、保健・医療・福祉・教育・労働その他関係施策と連携が図られ、生きることの包括的な支援として展開されていくことが必要です。

つがる市自殺予防スローガン
話そう 頼ろう その一言が その勇気が明日につながる
大切な人が、悩みを抱えていることに気づいたら、勇気をもって声をかけてください。その人の話をよく聴いて、必要に応じて支援につなぎ、見守ってくれる人をゲートキーパーといいます。
ゲートキーパーに、特別な資格などは必要ありません。あなたの大切な人への思いやりと勇気ある行動で、救える命があります。つがる市民ひとりひとりが大切な人のゲートキーパーとなって、かけがえのない命を守りましょう。
健康推進課では、ゲートキーパーについて学ぶ出前講座を開催しております。職場や各種団体へ、保健師が出掛けていきますのでご相談ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部健康推進課
郵便番号:038-3131
住所:青森県つがる市木造千年3番地3(つがる市民健康づくりセンター内)
電話:0173-23-4311 ファクス:0173-23-4313
更新日:2023年09月06日