香りへの配慮について
「柔軟剤などの香りで、頭痛や吐き気がする」という相談が日々消費生活センターに寄せられていることを踏まえ、消費者庁や厚生労働省を含む関係各省がポスターを作成しています。

その香り、強すぎませんか?
自分にとって快適な香りでも、香りの強さの感じ方には個人差があります。中には“香りの影響で体調を崩す人”がいるということをご理解ください。柔軟剤などは使用量の目安を参考に、周囲の方にもご配慮いただきながらの使用をお願いいたします。
化学物質過敏症とは
香水や衣料用洗剤類などに含まれる、さまざまな種類の微量化学物質に反応して苦しむ病気です。頭痛・めまい・倦怠感などが主な症状ですが、重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けないなど、通常の生活さえ営めなくなる極めて深刻な環境病です。また、誰もが突然発症する可能性があります。
(化学物質過敏症は2009年10月1日に病気と認められ、病名は中毒の項に登録されました)
私たちにできること
- 学校や会社、公共の場など人が集まる場所では、柔軟剤・洗剤・香水などの香りが過度にならないようにしましょう。
- 虫よけスプレーや殺虫剤、アルコール消毒剤などは周囲に飛び散らないように気をつけましょう。
- 住宅地でのガーデニングや家庭菜園で病害虫駆除のため農薬を使用する際には、風向きや天候に考慮しましょう。
更新日:2023年08月16日