令和7年度国民健康保険税算定方式・税率改正について

更新日:2025年05月02日

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令和7年度の国民健康保険税について、算定方式と税率が変更となります。

「資産割」が廃止され、「4方式」から「3方式」へ

資産割が廃止され、所得割・均等割・平等割の「3方式」になります。

変更前(令和6年度まで) 変更後(令和7年度から)
所得割 所得割
資産割
均等割 均等割
平等割 平等割

 

所得割・・・所得に対する課税額

資産割・・・土地・家屋の固定資産税に対する課税額

均等割・・・1人当たりにかかる課税額

平等割・・・1世帯当たりにかかる課税額

3方式になった経緯

青森県では、県内の国保加入者の税負担を公平なものにするために、「青森県国民健康保険運営方針」のもと、保険料水準の完全統一を目指しています。

その一環として、令和7年度から県内全ての市町村で算定方式を3方式に統一することになりました。

税率が以下のとおり変更となります

 

変更前

(令和6年度)

変更後

(令和7年度)

医療給付費分 所得割 6.10% 7.04%
資産割 26.30% (廃止)
均等割 24,600円 28,800円
平等割 25,800円 24,000円

後期高齢者

支援金分

所得割 2.37% 2.57%
資産割 7.70% (廃止)
均等割 7,200円 10,800円
平等割 8,400円 8,400円

介護納付金分

(40~64歳)

所得割 2.26% 2.35%
資産割 4.00% (廃止)
均等割 9,000円 13,200円
平等割 6,600円 7,200円

 

1人当たりの医療費が上昇傾向にある中、つがる市国保加入者の医療費をまかなうために税率を一部引き上げることになりました。税率の引き上げ幅については、財政調整基金を充てることにより、急激な税率上昇を抑制しています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

税率改正による影響

税額の増加が見込まれる世帯

  • 加入者数が多い・・・均等割の引き上げにより、税額の増加が見込まれます。
  • 固定資産が少ない・・・資産割廃止の影響が少ないため、税額の増加が見込まれます。

税額の減少が見込まれる世帯

  • 固定資産が多い・・・資産割廃止の影響を受け、税額の減少が見込まれます。
モデルケース(1)

世帯主(48歳) 前年所得270万円、固定資産税額13万円

配偶者(45歳) 前年所得なし、固定資産税額なし

子(17歳)、子(13歳) 前年所得なし、固定資産税額なし

改正前 改正後 増減
478,900円 495,800円 +16,900円

 

モデルケース(2)

世帯主(68歳) 前年所得なし、固定資産税額42,000円

配偶者(68歳) 前年所得なし、固定資産税額なし

改正前 改正後 増減
43,500円 33,400円 -10,100円

 

この記事に関するお問い合わせ先

民生部国保年金課
郵便番号:038-3192
​​​​​​​住所:青森県つがる市木造若緑61番地1(市役所1階)
電話:0173-42-2111(代表) ファクス:0173-42-3912