つがる市の自殺対策
つがる市の自殺の現状
つがる市では、平成31年につがる市いのち支える自殺対策計画を、令和7年に第2期計画を策定しました。
思いやりとやさしさあふれる、誰も自殺に追い込まれることのないつがる市の実現を目指して、総合的な自殺対策に取り組んでいます。

国の自殺死亡率は平成22年以降徐々に減少し、その後横ばいで経過しています。県も国と同様の傾向です。
つがる市は自殺死亡率でみると増減を繰り返しています。当初の計画では、自殺死亡率20.1を目標値として設定しました。
しかし、つがる市は人口規模が小さいため、自殺者数1人で自殺死亡率が大きく変動してしまうことや、人口減少による数値の変動もあるため、
第2期計画では「自殺者数」を指標とし、令和11年度までに自殺者数を4人以下にすることを目標としています。
こちらは国の指標に合わせたもので、私たちはもちろん、自殺者は0人であることを望んでいます。
自殺対策の考え方
令和4年 第4次自殺総合対策大綱…女性の対策強化


令和5年 こどもの自殺対策緊急強化プラン


こどもの自殺対策緊急強化プラン(こども家庭庁YouTube)

令和7年 自殺対策基本法一部改正…こどもの対策強化



つがる市の取り組み
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」ですが、危機に陥った人の心情や背景が理解されにくい現実があります。そうした心情や背景への理解を深めることも含めて、市民が、身近にいるかもしれない自殺を考えている人のサインにいち早く気づき、寄り添い、精神科医等の専門家につなぎ、見守っていくことが出来るよう、広報活動や教育活動に取り組んでいます。

だれでもゲートキーパー(いのちの門番)
つがる市自殺予防スローガン
話そう 頼ろう その一言が その勇気が明日につながる
大切な人が、悩みを抱えていることに気づいたら、声をかけましょう。話を否定せずによく聴いて、必要に応じて支援につなぎ、見守ってくれる人をゲートキーパー(いのちの門番)といいます。
ゲートキーパーに、特別な資格などは必要ありません。全てを担う必要もなく、話を聴くだけでもかまいません。あなたの思いやりと勇気ある行動で、救える命があります。つがる市民ひとりひとりがゲートキーパーとなれば、かけがえのない命を守ることができます。
健康推進課では、ゲートキーパーについて学ぶ出前講座を開催しております。職場や各種団体へ、保健師が出掛けていきますのでご相談ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部健康推進課
郵便番号:038-3131
住所:青森県つがる市木造千年3番地3(つがる市民健康づくりセンター内)
電話:0173-23-4311 ファクス:0173-23-4313
更新日:2025年06月18日