自殺予防週間

更新日:2025年09月01日

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9月10日~16日は自殺予防週間です

自殺の現状

 令和6年は、全国で小中高生の自殺が過去最多となる深刻な状況となりました。子どもたちの心に、見えない負担が重くのしかかっています。今年6月には「自殺対策基本法」が改正となり、新たに「子どもの自殺対策を社会全体で取り組む」ことが明記されています。

 私たちは、誰もが悩みや不安を抱えながら日々を過ごしています。一方で、同じような困難に出会っても、平気な人と深く傷ついてしまう人、気持ちを上手く話せる人もいれば、ひとりで抱えこんでしまう人もいます。つらさの感じ方は人それぞれで、決して誰かと比べることはできないものです。

自殺は本人が決めたことだから、しょうがない?

 実は、自殺者のほとんどは、精神科で診断がつくレベルのうつ状態になっていて、客観的な判断ができなかったと言われています。

自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではない。

ほとんどの人は、冷静に自殺を決意した訳ではない。

だからこそ、自殺に至ってしまう前に、サポートすることが重要なのです。

誰でもゲートキーパー

 市では日々、「大切ないのちを守るためにできること」を考えながら活動していますが、全ての悩みに気づくことは難しいのが現状です。だからこそ、1人でも多くの市民が「気づき・聴き・つなぎ・見守る」命の門番=ゲートキーパーになっていただけたら、とても心強いのです。

 身近な人の「いつもと違う」に気づいたら、そっと声をかけてみませんか。あなたのいのちも、大切な人のいのちも、かけがえのないものです。

9月16日実施の健康づくり講座でも、ゲートキーパーについて学ぶことが出来ます。

話しませんか

 保健師がゆっくりお話を聞いたり、相応の窓口をご紹介しています。

 自身のこと、家族のこと、なんでも話してみませんか。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部健康推進課
郵便番号:038-3131 
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電話:0173-23-4311 ファクス:0173-23-4313